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孕ませコロシアム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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孕ませコロシアム 3

(ゲスどもが)

見られることは覚悟していたが実際にやられると羞恥心と怒りで顔が赤く染まる。

「姫騎士様よ、もっとサービスしてくれよ」
「そうだよマ○コだけでなくオッパイも見せてくれよ」

あまりにも酷い野次にミイナは視線を観客席に向けてしまう。
その隙をオーガに突かれ剣による一撃をうけてしまう。

ガキィィィン
(!しまった!)
 ミイナの剣は後方に弾き飛ばされてしまった。
 武器を失ったミイナは突然のことに動揺して、剣を拾おうと駆け出してしまった。
 その瞬間・・・
「グオォォォ」
ドゴッ
「くはっ!」
 オーガの強烈な一撃を受けてしまった。
実況を兼ねるキャロの声が、場を盛り上げようとばかりに響き、吹き飛ばされるミイナも頭のどこかで聞いていた。

「ああっと!ミイナ選手、吹き飛ばされました!…こちらのオーガは絶命!股間を潰されて絶命しています!」

補助審判の娘が、最初に股間を蹴り潰されたオーガのそばで赤の小旗を交差させて掲げている。
ミイナの背中が、衝撃を受けた。直後には後頭部や足にも。壁にぶつかったのだ。

「さあ一人絶命させたミイナ選手、立ち上がれるのか?オーガは二人ともじわりじわりと近寄ります!なんと卑しい表情でしょう!」
「おら姉ちゃん立て!」
「いいぜぇ!そのまま犯しちまえ!」


「おのれ…」

ミイナの口がかすかに動く。
何とか動き出したミイナは、必死に立ち上がる。

「いいぞー!」
「姫騎士の意地を見せろや!」
辛うじて立ち上がるが剣も無く負傷しており絶体絶命の状態だ。
それでもミイナは諦めない、諦めたら失うのは自信の貞操だけでなく母と妹そして国の未来を失うのだ。

(だから、絶対に負けられない)

叩き込まんと猛然と駆け出してくるオーガを相手にミイナは手印を結ぶと気合一声呪文を唱える。

「ライト!!」

ミイナの手から強烈な閃光が放たれる。
突然の光に目が眩みオーガの一匹がバランスを崩して倒れこむ。
そこへミイナが頭頂部めがけて肘打ちを仕掛ける。
篭手の肘部分は鈍器になるよう硬く作られており、オーガの頭蓋骨を叩き割った。
その代償としてミイナは右腕を痛めてしまう。

「くっ、だがあともう一匹だけならなんとかなる」

視界を奪えば巨大なオーガとて倒せないことはない。
ミイナは次の攻撃に移ろうとした所を蹴り飛ばされてしまう。
どうやら残りの一匹はミイナが何かすると思い咄嗟に両腕で目を光から守ったのだ。

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