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孕ませコロシアム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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孕ませコロシアム 22

『おっと!黒豹戦士達が集まってきました。これから何をしようというのでしょうか…?』
黒豹達が横たわるミイナを中心に円陣を組んだ。そして、そのまま動かなくなる。
『おや?なんでしょう。急に静かになりましたよ』
ベルトロだけでなく観客達も固唾を飲んで見守っていたが、その静寂を破ったのは他ならぬ黒豹三兄弟だった。
暴発した白濁でどろどろに汚れた肉棒を握りしめると、それを天高く突き上げたのだ。
そして、
「「「うおおぉぉぉ!!!」」」
三人揃って雄叫びを上げる。
『こ、これはどうしたことか!黒豹戦士達が一斉に吠えています!!』
観客席からも驚きの声が上がる。
モーディス・ゲルライツ・ブルクント、三人はまるで競い合うかのように精液まみれのペニスを激しく擦り上げていった。
黒豹の三兄弟は突発的にある儀式を実行に移したのだ。それはベルトロどころか会場の誰も知らない、淫らな儀式…。
なぜそんなことを始めたか、それは彼等がミイナに特別な思いを持ったからだ。だからこそ、こんなふざけた試合をやらせた依頼主達はこの会場から逃がすわけにはいかなかった。
黒豹三兄弟の手の動きが早まると、彼等の中心に横たわるミイナの居る辺りから黒く光る三角形の魔方陣が出現した。
三人の陰茎から放出される強烈な魔力が三角に形成されたのだ。
『ペニストライアングル』彼等はそう呼んだ。
ベルトロはとても嫌な予感がした。彼等は依頼主である自分の指示していないことをやり始めたからだ。
「貴様ら……何をしようとしている?」
黒豹三兄弟が一斉にベルトロの方を向く。反り立った黒い剛直がビクンと跳ねる。
「見ての通りだ」
モーディスが答える。
「馬鹿を言うな。そんなことは許さんぞ」
ベルトロは声を荒げる。
「それはお前が決める事ではない」
「なにぃ?俺はお前達の依頼主だぞ…」
「さあ、行くぞ」
モーディスはミイナに向かって手をかざすと、呪文を唱えた。
「『黒き門よ開け』」
次の瞬間、三角の頂点を結ぶように黒き光が走り、リングの上に巨大な魔法陣が現れた。
『おおっと!?これは一体どういうことだ!?黒豹三兄弟がミイナ嬢に向けて何かを始めようとしています!』
実況は正確ではなかった、黒豹三兄弟の目標はミィナではなく彼女をこんなふざけた戦いに巻き込んだコロシアム全てに向けられている。黒豹三兄弟は最後の仕上げにかかる。
「『我等の力をここに示せ』」
3人の手が同時に動いた、するとミイナの周りに展開していた黒き三角形の魔法陣から禍々しい力が溢れ出した。
「ぐぅ!!」
ベルトロは思わず顔をしかめた。その力は凄まじいものだった。会場全体が闇に包まれたかと思うと、観客席の男達が苦しみだした。
「うわああぁっ!」
「ひいいいっ!」
男達は悲鳴を上げながら、自らの股間を手で押さえて床に倒れた。
「な、なんだ!?」
ベルトロは慌てて周囲を見渡す。
「ど、どういうことだ!?ぐわああ!」

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