淫魔剣トリス 30
「ん、んふ・・・んふふふふ・・・っ♪なかなかイイの、持ってるじゃない・・・♪
おかげで抑えてたサキュバスの血に火がついちゃったよ・・・?
でわ♪ここからは第2ラウンドとゆーことでっ♪
お互い理性を捨てて、とことん愛し合おっか?」
その言葉に俺は快楽に喘ぎながら、小さくも確かな怒りを覚えた。
こ、このヤロー!?第2ラウンドだあ?
人に不意打ち食らわせといて、よくもそんなこと言えたもんだな、オイ!?
上等だよ!こちとらおまえに負けず劣らず淫乱なメイド(トリス)相手に鍛えた精力と性技、見せてやらあッ!
俺の男として負けられない戦いは、今始まったのである。
「あぁっ…んっ?ふふ…どうしたの?もうリタイアしちゃった?そんなことないわよね、あんなにいやらしくおチンポガチガチにさせてたんだからさぁ?」
ずるりと一度俺はチンポを引き抜くが…まあ、それほど甘いプレイをするわけはない、そんなに愛し合いたいなら一番それにふさわしい体位を選んでやろう、という考え方だ。
「バカ言うなよ?ヤるんだろ?甘甘セックス…言っておくが逃さないやり方ってのがこっちにはあるんだよ…好きだろ?この体位」
「あぁっ…ふふ、神様が人間に与えた史上初の体位…という訳ね?構わないけど…私サキュバスハーフだからそんなに感じないかもしれないわよ?」
チンポを引き抜いた俺は一息つきつつも、どうやってこいつ…サキュバス化したリリィを(性的に)倒すかを考え抜いたあげく、最終的に体位を正常位にしようと決めて、全て最初の精液を吸収してしまったのか、チンポを引き抜いても全く精液をこぼさないサキュバスマンコを見つめながらも、再度挿入をすることにした。
「あぁっ…ひあぁっ…やっぱりっ…おっき…ひゃうんっ!あっ…あぁっ!?」
挿入する角度やピストンによって感度は変わる…とはものの本によればよくある描写だが、直感で選んだ正常位は予想以上に正直に、リリィに快楽による喘ぎ声をあげさせていた。
「ほらっ…まだ食べたりないならたっぷりと出さなくちゃなっ!あぁっ…相変わらずすごい締め付けだなっ!支配の証にっ…孕ませたくなっちまうよっ!」
「あっ、あっ…ひあっ!?あっあっあっ!なんかっ…すごいわねっ…ローラン君っ!?やっぱりっ…たくさん求めたいのかしらっ!!」
「そんなわけあるかっ!お前がイクところを見なくちゃ気も晴れないんだよっ!よくも騙しやがったなっ!絶対に顔ぐしゃぐしゃにして喘がせるからなっ!手段は選ばねえぞっ!」
あやうく快楽に飲まれそうになり、そんな言葉を口にしてしまう俺だったが、快楽半分とそれに合わせて怒り半分な感情があるのもまた事実だ。
いくらいい女でギルド仲間とはいえ、やっていいことと悪いことぐらいあるし、 何よりこんな手段を使わなくともいくらでも精液をねだれる機会はあったはずだ。
「ひゃっ…ぐうぅっ!!??」
ずんっ!とその瞬間、間違いなく一方的にリリィの快楽は脳がしびれるものに変わったはずだ。
必殺の種付けプレス…モニクもトリスもイキ果てたこれはどこまで淫魔に通用するのだろうか。
「おっ…ほぉっ…おぉっ…おぉっ…」
「何だ?ずいぶん下品に喘ぐじゃないか?今までのはハッタリか?リリィっ…淫魔ならっ…もっと激しくされてもかまわないよなぁっ!?」
「おぉっ…んおっ…な、何なのっ…このっ…感覚はっ…あぁっ…気持ちよすぎてっ…真っ白にっ…なっちゃうぅっ…おぉっ…おぉっ!おっ、んおぉ〜っっっ!?!!」
こうかはばつぐんだ、そんな言葉が画面の端に浮かび上がりそうなほどに、みるみるうちにリリィの喘ぎはどこか下品に、甘い女の声に変わり始めていく、どうやら淫魔にもこのピストンは効き目があるようだな…俺はそんな風に考えながらも締め付けを激しく繰り返し、そして腰を電気が走ったかのように痙攣させるリリィに合わせ、のの字をチンポで書いて遠慮なく子宮口を解すように突き上げ刺激しながら、ピストンを繰り返していく。