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お姫様姉妹がやってきた
官能リレー小説 - ファンタジー系

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お姫様姉妹がやってきた 4

「まだ続けますか?」
「まだ初日だし続きは明日にしよう。」
僕とサクラは3人で寝れる部屋に行きファリスはお風呂に行った。
「良太さん、遠慮なさらずにやりたくなったらいつでも行ってくださいね。」
僕とサクラもお風呂に入ったあと3人で寝た。
その翌朝、ファリスは元気そうだけど、サクラはあくびをしている。
「あれ?寝なかったの?」
「おはようございます。だって、隣で寝ている良太が私の乳首を赤ちゃんみたいにずっと吸っているですもの。」
ファリスはくすくす笑っている。
三人で身支度をすると、サクラが運転する車に乗る。学校には自転車で行ける距離だけど、この方がバスよりも早いし楽だ。
「軽とはいえ、この世界で生まれ育ってないのによく運転できるね」
「本を一通り読みましたし、タクシーを運転している方にじっくり見せてもらいました」
「仕事もよくできるね。公立だから勉強もスポーツも凄くない学校だけど、組合が厄介じゃない?」
「良太さんと暮らすための仕事なので、割と適当です。入れ替わる前に教壇に立っていた方よりもうまく立ち回れてます。宮廷でのゴタゴタに比べれば遊びみたいなものです」
サクラの前にいた先生の名前が思い出せないところを見たら、うまく人々を催眠や暗示をかけて前からいた雛野と信じて疑わない。
姉妹の代わりに向こうの世界に飛ばされた本当の雛野は中世の野蛮さと戦争という事態に耐え切れないだろう。どうせブスか変なおばさんだっただろうから、別にどうでもいい。
異世界からこっちに来た時に宝石や貴金属なども身に着けていれば、所持品は現金化できるから教師よりも財力もあるはずだ。
「良太さん、コウコウセイというのは成績を気にするそうですね」
「そりゃあ、赤点を取ると補習だなんだって面倒だからな」
「なら、よい点数をつけてあげます」
「公私混同じゃないのか?」
一瞬耳を疑ったが、僕の為に先生をしているから、他の生徒や教育者としてのモラルも関係ないのだろう。
「妻なら、夫に都合の悪いことはしないものです。
ストレスはセックスによくありません。
良太さんが卒業したら教師なんてやめるつもりです。
王族がこんな卑しい仕事、一生続けるなんて考えられません」
「そうです、お姉様。この世界は、手続きや面接などで雁字搦めに見えます。
しかし、私達の目から見れば覇気もなく仕事をしている役人や雇われ人など、心は隙だらけ…操るなど造作も無いこと」
異世界の姫君の思想や言動は簡単に推し量れなさそうだけど、
少なくとも僕に不利益はないので、暮らしは楽しくなりそうだ。
僕の指に指輪がつけられていた。
「それは結婚指輪です。良太がどこにいても私たちには良太の居場所が分かります。それに、例えば良太が他の女性とセックスしてもその女性の記憶を消してくれます。」
「へぇ。便利だね。」
ご飯を食べた後、3人でサクラの車に乗り学校に行く。
2人とも普通の服を着ると何の違和感も無くなっていた。
教室に入っても指輪の事を聞かれなかった。普通の人間には見えない指輪みたいだ。
夏見も普通の態度だった。
「昨日の事、覚えてる?」
「昨日?何のこと?」
「な、なんでもない。」
本当に昨日の事を、サクラの魔法で忘れているみたいだ。

昼休み、人の少ない学校の裏庭でサクラとファリスが作ってくれて弁当を食べる。
「ご飯を食べたらセックスしますよ。」
「え?外でするの?」
「結界を張りますから外からは見えません。たぶん、結界は1時間で消えますけど。」
「今日はお姉様としてくださいね。」
僕はサクラに抱きしめられ口にキスをされる。
「私たちの世界では妻が夫を護り、そして愛するものです。」
サクラが僕のおちんちんを触っていて、サクラに密着されただけで、僕の心臓がすごくドキドキしている。

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