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王国の境界線での肉欲
官能リレー小説 - ファンタジー系

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王国の境界線での肉欲 8

いつしか絡みつく風は緑色に光る帯のようなものに変化し、彼等の股間を覆いながら激しく刺激する。凄烈な霊力が風に形を与えたのだ。
兵士達の陰茎はそれに巻き付かれ、まるで緑色の塗料を塗られたかのようにテカテカになっていた。
「おおっ!おぉっ!」
「ひぎぃっ!」
兵士達の叫び声が木霊する。その度に兵士のペニスに貼り付く緑色の薄い膜が締まり、開ききった尿道口すら透かすようにピッタリとくっついた。
彼等の肉棒は限界まで膨張させられ、血管が激しく脈打つ。
兵士達の意識は飛びかけていた。
やがて兵士達の体は更に高く持ち上げられ、まるで磔刑にかけられたかのように両手両足を広げた状態となっていく。
もはや彼等は抵抗することも出来ず、ただ身を任せることしか出来なかった。
そして、いよいよその瞬間が訪れる。
「ああああぁーっ!」
兵士達は全員涙を流しながら絶頂を迎えた。全身を硬直させ、体を反らせながら絶叫する。
しかし、そんな状態でも彼等の肉棒からは何も出てこない。
緑色の風は更にまとわりつくように兵士のペニスに密着して、尿道にしっかりと蓋をしているのだった。
兵士達は白目を剥き、口から泡を吹きながら悶絶する。
「う…あ…」
やがて風は兵士を包み込み、そのまま上空へと連れ去ってしまう。
後に残ったのは、かつて鎧だった金属片だけだった。その残骸も風に吹かれて何処かへ飛んでいってしまう。


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