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アラサー冒険者
官能リレー小説 - ファンタジー系

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アラサー冒険者 37

順番を待ちかねて、硬く研ぎ澄まされた肉刀たちが連続の突きを繰り出し始め、彼女らはまたも尻穴をくいしばる。
尻の筋肉だけでは1点に集中する衝撃を支えきれず、後ろ手に縛られた両手を精一杯伸ばし、肛門に突き刺さったダガーの柄をつかむ。
それでも衝撃は吸収されず、傷つけられた腸壁が少量の血液をにじませた。

「ガッハハ・・・クチデハ ナマイキナコト イウクセニ ギュウギュウ シメツケヤガッテ!!」
「うっ、うるせぇッ……締めたくて締めてるわけじゃあ、な"あァ、イッヒ、いっ、いっ、イイッ!!」
「ヴヒヒヒ・・・デカチチヲ シャブリナガラ ハメルノ サイコウ!!」
「だめですッ……舐めちゃダメですッ………アガッ、か……噛むのもダメぇェッ!!」
卑猥な言葉をあびせられながら、頭を激しく振って叫ぶふたり。
尻穴に突き刺さった異物のせいで尻に力を込めているのか、膣穴に突き刺さる硬いモノをもっと味わいたくてそうしているのか、もはや彼女たち自身にも分からなくなってしまっていた。
そんな彼女らの胎内に2度目の子種汁が吐き出され、汚液があふれだす間もなく3匹目に秘裂を貫かれる。
「ンッ、いっ、イイッ……凄い、すごいイ"ヒィッ!!」
「らめラメッ、ソコばっかり突いちゃあ、あヒッ!!」
オスウシどもの動きはさらに激しさを増してゆく。それでも両手と尻で血まみれの柄を手すりのようにつかみ、両脚を相手にからめて死に物狂いで欲望を受け止める。
石垣に突き刺さったダガーの刃先はますますきしんだ。

「おっぱい……オッパイもう舐めないでェッ!!」
身をよじりながら乳先に絡んだ舌を振り払おうとするアンナであったが、射程距離の長いウシの舌が相手では逃れようがない。
そんな彼女の切ない悲鳴が引き金となり、膣内は3度目の射精を注がれる。

またたく間に4匹目が入れ代わるのを色欲にかすんだ目で追いながら、アンナは自身の半生を振り返るのだった。

▽▲▽▲▽▲

そのころ。

「ぎゃひぃッ、ぎゃひぃッ、ぎゃアヒィイッ!!」
ミノタウロスのほこらの一画である。
2匹がかりで犯されていた子爵はいまだ、代わる代わる挑まれ続けていた。
「死ぬッ、死ぬうッ・・・そんなにしたらワシゃ死ぬうゥッ!!」
女のような悲鳴を上げて子爵がのけ反った時だ。

ドカッ。
ゴキン。

一瞬の出来事であった。
暗がりから不意に躍り出たふたり組が、2匹のオスウシを同時に昏倒させたのだ。

「アヒ・・・?」

尻を掘られた四つん這いのまま、涙と鼻水でグシャグシャの哀れな顔で振り返る。

「どうしてこんなとこに、ニンゲンなんかが居るんだ!?」
半裸の屈強な若者が、殴り倒した1匹を蹴り転がす。
「そんなことは"神のみぞ知る"ですわ」
愛用のメイスを片手にその脇に立つのは、首から下げた聖印と純白のコルセット以外は乳も股間も丸出しのイカレた尼僧である。

「ヒイイッ、た、助かった……助かったぁあ!!」
心底憔悴しきった様子の子爵はこの奇妙なふたり組にしがみつこうとする。

ドカッ。

鼻汁にまみれて見る影もない口ひげをたくわえた顔めがけ、若者の足が容赦なくめり込んだ。

「ぎゃフッ!!」

「こらスコルッ、暴力はいけませんよ……それにしてもランディさん、居ないみたいですねぇ?」
尼僧が金髪を揺らして首をかしげるのへ、
「いや……そんなはずは」
クンクンと鼻を鳴らし、
「ねーちゃんは確かにここにいた……臭いでわかる」
若者は答えながら辺りを見渡す。


「そなたら、ラ、ランディ、と申したか!?」
鼻血のあふれる顔を押さえながら、子爵はムクリと起き上がる。

「お前、ねーちゃんを知ってるのかッ!?」
たくましい腕が子爵の胸ぐらをつかむ。

「そ、そなたらもあのメス犬を狙っておったのか!?・・・わ、我れもあの犬姫を捕らえて犯したあと、剥製にしてやろうと思っておったのだが逃げられてしまっ・・・」

ドグシャッ。

胸ぐらをつかまれたまま、子爵は岩壁に叩きつけられた。

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