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堕落と悦楽
官能リレー小説 - ファンタジー系

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堕落と悦楽 3

観光客や留学してきた日本人ではない、情けない話だか英語すら堪能に話せはしないが世界共通、人間共通の欲情なので、わざと見た目で選んだ白人の女を堕としたことがある。
その女は資産家の娘で婚約を条件に金には不自由させないと誓い、親の事業を受け継ぎ、三ヶ月おきに日本に来てセックスをして帰っていく。
とても自意識が強いために三ヶ月おきでも耐えられている。見た目は美しいといえる。それなりに金をかけて手入れしているのだろう。
玉の輿といえばそれまでだが、他の女たちより壊れにくいのは認めざるえないところだ。壊れさせるのはもったいないと思える女ではある。
脳内について、神経内分泌学では視床下部の役割について欲望に関係する重要な器官であると説明している。
この視床下部は男女で大きさがちがう。男性のほうが女性のおよそ二倍の大きさがある。大脳に欲望せよという情報を伝える器官のちがいがある。
しかし男性のほうが欲望が強いと断定できない。
伝えられるスピードまては判明していないし、個人差もあるのではないかと考えられている。
脳についてあらゆる情報が集められ処理されて、再び伝達される器官であるのは、専門知識のない一般人でも常識として教えられているが、その器官については解剖で形までわかっていても、謎だらけなのだ。
だから、できることは脳をどのように使いこなすかということだけといえる。
脳が機械にたとえるなら、外傷はなくても性能の限界を越えて酷使されたら不具合として壊れて使い物にならなくなる。
壊れものになった女もいる。
そうならないように大切に使っている婚約者だが、いつ壊れるかあてにならない。
ただ、すでに脳には誰の女なのか、たとえ整形したり、こちらが記憶喪失になったとしても、女はわかる。満たされたと感じられないからだ。
科学的根拠は不明だが、目の前でしゃがみこんで、頭を揺らしながらしゃぶっている女がいて、その舌づかいや唾液のからみついた感触と、じわじわと射精までしだいに近づいていく快感はまぎれもなくリアルだ。
両手で女の頭部をつかんでゆっくり突き出す出すように腰を動かしながら、目を閉じていると、女の息づかいや鼻にかかったような小さな声や湿った音が聞こえる。
女は片手をそえてしゃぶっているが、空いた手は自分の牝の陰花をいじっている。
女は自分でいじりすぎて感じすぎたのだろう。肩を小刻みに震わせて、口にふくんだまま頭の動きを止める。こちらから腰を動かしてうながすと、また舌をからめて、たまに頬もすぼめ、そえた手で根元のあたりをしごいたり、玉袋をなでまわして、愛撫をまた始める。女の耳のあたりに指がふれると、息づかいが乱れる。くすぐったいのか、耳のあたりが感じやすいのかはわからない。

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