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2つの世界
官能リレー小説 - ファンタジー系

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2つの世界 2

「いや、妻もいいものだな。素晴らしい。てっきり政略結婚で上品なだけで寄生することしか知らない胸も尻もないつまらない女かと」
「な、何をおっしゃいます」
彼女は顔は派手目の美人だが、何よりドレスからこぼれそうな爆乳とコルセットで作られたくびれが女としての最高のアピールとなっている。
「すごい、本物だ。これなら挟むというより埋まりそうなくらいだ」
「殿下、寂しかったです。こうしてまた会えるなんて」
「すぐ抱いてやるぞ」
僕がナターリアの胸を揉んでいると、彼女は気が強いだけでなくデレの瞬間も見せてくれたので思わず抱き寄せてキスをかわす。
ふとメイアのことを思い出して目だけ動かすと、気を利かせたのか退出してくれていた。
すぐ押し倒してやりたいが、脱ぐのも大変そうで、彼女は黒いコルセットを外して青いドレスを脱いで首飾りを外し、踵の高い靴を脱いでからベッドに上がる。
「元の世界に戻りたそうな顔をしているわ。」
「え?」
「顔を見ればわかります。大丈夫ですよ。その魔法石を持っている限り、あなたはいつでも元の世界とこっちの世界を行き来できます。」
「僕が元の世界に行ったとたん、元の世界の時間が進み過ぎてたりしない?」
「大丈夫です。あなたがこっちにいる間は石の力で元の世界の時間は止まりますから。」
「知ってたのか?僕が偽物と」
「戦に勝っても皇太子を失ったとあっては民が動揺します。それに、あなたは資質を備えた御仁。その瓜二つの顔に演技力…私の夫であり、この国の皇太子」
「帰れるのは嬉しいけど、実はまだ童貞なんだ。裸まで見せておいて一発も抜かないまま帰れないよ」
「ならば私の唇と舌…とくと味わってくださいませ」
ナターリアは全て見抜いていたので、僕はあえて弱みも見せると、本物の王子様と同じように僕に奉仕してくれるみたいだ。
「随分嬉しそうだね、お礼は体でするって事?」
「たしかにそれも有ります。でも、世継ぎを生むのも妃の務め。それに、この身でこちらに呼べるなら安いもの」
彼女はまるでプロの女性のようにいいきり、僕の一物をむき出しにする。
「ねえ、誰かにこういう事…されたことある?」
「誰かって、男同士でしないだろ。自分でしか…女はまだ」
「そうですの。男色はこの国では違法なので」
「ナターリアがしてくれるんだろ?」
「帰られても、また来てくだされば」
ナターリアはすぐ咥えず、手コキをしながら性器や僕の経験や嗜好について探る。
「や、約束するよ」
「嬉しいですわ」
僕が戻るというと彼女はぼくの顔を見上げながら舐めてくる。
「殿下の初めては…私に下さりますか?今度来るときは、三日ほど貯めてから…」
「うん、抜かないから」
童貞とは明言してないけど、見ぬかれてしまった。もう半立ちで亀頭に快感が染みこんでいくようだ。
「それと、殿下」
「何だよ、まだ咥えてくれないのか」
「殿下が暮らされてる世界にあってこの国にない優れたものを、譲って欲しいのです」
「文明に差がありすぎるよ。向こうには魔法石はないけど、ずっと便利なんだ」
「ですから、この国を強く豊かにするのに役立つ知恵や技術を」
「分かったよ、教えてあげるから…真似るなり、好きにすればいい」
姫が産業スパイも兼ねてたとは驚きだけど、ここまで勃起して抜いてもらわない訳にはいかない。
「殿下、嬉しいです」
「早くフェラして。フェラチオだよ」
「もう新しい言葉を…喜んで」
「おおっ…来るよ…その辺いい…もっと、強くして…そう、早く…すごい…うぅ…くっ!」
童貞の身で焦らされるのは辛いので、急かすと彼女は淀みなく指図通り奉仕を行い、頭を押さえつけても拒まなかったのでそのまま射精できた。

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