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半人前サキュバスの奮闘記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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半人前サキュバスの奮闘記 1

私はアリナ。

中宮アリナ、17歳。職業は学生。
私のお母さんは、私を産んだ時に亡くなったみたいで、お父さんと二人暮らしなの。
私のお父さんはいつも私のことを想ってくれている。何をするにも私にどうしたいか訊ねてくれて、なんでも私の希望に沿ってくれる。

ここまで言うと、私がまるでただの駄々っ子みたいに聞こえるかもだから敢えて言うけれど、私は絶対にそんなんじゃない。

欲しいものがあれば、必ず家の手伝いをしてからお父さんにお駄賃もらうようにしてるし、友達にも駄々をこねたことなんかない。

ちょっとした……行為の手伝いをしてもらうだけなんだから。その道具だって自分で買ってる訳だし、お父さんは私のお願いを聞いてくれてるだけ。
私が高校生立ち入り禁止の店から買ってきたバイブを、私の穴に突っ込んでかき回してもらってるだけなんだから。
だから、私は決して駄々っ子なんかじゃないわ。


……うっさいわね!そうよ私はただの痴女よ。何か文句あんの?

私が性に目覚めたのは小学5年生の春。お父さんが部屋に隠してたDVDを勝手にさわって映像を見たのがきっかけ。

それから私は自分で自分のアソコを弄って、自慰?をするようになったわけだけど、中学も半ばにそれだけじゃ全然物足りなくなってた。
指だけじゃない、もっと強い衝撃が欲しかったの。

私を満たしてくれるのがバイブだった。
成人男性の肉棒を模した玩具。
私が生きていく上で欠かせないキーアイテム。

更に発見したことが、私がバイブを自分で突っ込んでかき回すよりも、お父さんにして貰ったほうが、より気持ちいいの。
お父さんは、慣れた手つきで私をバイブで責めてくれた。あっという間にイカされ、潮を吹き、それでも痛いくらい責めてくれるお父さんの手つきに、私はすぐ虜になってしまった。

勿論、今でも私一人で自慰することは多いけど、時々お父さんにしてもらっている。 
ね?時々だから駄々っ子なんかじゃないの。

私は恐らく、ファザコンと呼ばれる類いだろう。
いやそうだとしてもお父さんに自慰を手伝って貰ってるなんて、あり得ない。
常軌を逸脱している。
それは分かってる。
けれど、私の中からもっと快感に溺れたいと願う私がいるんだ。
今はお父さんにしてもらってるから良いけど、そのうち何かとんでもないことやってしまうんじゃないかという不安もあった。
ふと、横一列で歩く女子たちを見かける。
最近の女子高生は何かと群れで行動したがる習性がある。確かに集団でいれば、トラブルにあったときもリスクを分散できる。
けど、そんなことしたら。
仮に襲われてレイプされたとして、複数も人がいればチンポの取り分が減ってしまう。
それは困る。
彼女のいない男のチンポは、みんな私のモノなのよ。

何人なりとも、私を差し置いて男のチンポをあさろうなんて、考えられないわ。

……とか考えちゃう私って、結構ヤバいかもしれない。
まぁ、将来的には風俗かSM部屋とかで働くつもりだから、そんなには気にしてないけどね。

帰宅途中の私の目に映ったのは、赤い夕焼けだった。もうすぐ日が暮れるみたい。
夕方の空って、何かロマンチックよね。
太陽が沈んだら、暗い夜が訪れる。

痴漢。レイプ犯。露出狂。不審者。

そんな、魅力的な人種が集まってくる瞬間。ゾクゾクってしちゃうの。

かくいう私は、以前通学路の途中にある公園で、夜遅くまで遊んでた男の子たちを逆レイプしようとして、寸でのところで恐くなって逃げ出しちゃったくらい。
もうそこの公園には近づいてはないけど。
ほんと、情けない話よね。
法の裁きが恐くて、レイプなんて出来ないわよ!

あの時はどうして、性に目覚めたばかりくらいの男の子たちをどこか密室に閉じ込めて犯さなかったのかって、後悔の念に包まれたわ……

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