元雌豚の世界救済記 8
「私の発情した雌豚まんこ、たっぷり味わってください。」
ミノタウロスの極太チンポ。カリは勿論、あの洞窟で悔しくも味わわされていた人間の男のサイズのものとはかけ離れている大きさだった。
私のナカが酷く抉られるだろう。
しかし、どのみち何の策もなしに魔物に遭遇してしまった時点で、私の死は免れない。
そもそも、発情しきった身体で逃げるなんて不可能だ。魔物がどれ程いるのかは定かではないけど、いっそのこと、仲間がこの魔物と相対しないように、私が引き付けておく方が効率が良い。
大人しく犯されて、時間を稼ぐ。
その後、お腹に宿るであろう魔物の子に、命を吸いとられようとも。
もし、魔物がこいつ以外にいるんだったら?
そうであれば、私は完全に犬死だ。
魔物の子種は胎内で驚くべきスピードで成長する。
1日。およそ1日もあれば、魔物の子はお腹から出てくるのだ。
オークに種付けされた雌豚仲間がそうだったから。
「まずは、しゃぶってもらおうじゃないか。下手だったら、その身体ズタズタにするからな。」
膝まずいた私は、ミノタウロスの極太チンポのカリの部分を躊躇なく口の中へと迎え入れた。
「ひぎぃッ!」
その刹那。私の膣内が酷く抉られたのを感じた。
悔しかった。
私にも、魔物を殺せるだけの力がないばかり、結局雌豚仲間を逃がすことだけで。
魔物を孕んで死んでしまうのだから。
でも。魔物のチンポって、キモチ良いな。
「あー、やっぱ緩いわ。そりゃ、毎日人間のをくわえてたらこうなっちまうのかねぇ。」
当然だろう。
お前らのせいで、私たちはこんな身体にさせられたんだ。
力では叶わなくとも、必ずお前らを血祭りにしてやる。
「おいおい。汁があふれてるぞ?そんなにチンポに餓えてたのか?」
人間の男よりも大きいイチモツで抉られ続ける。
これで感じない訳がない。本気汁が溢れて止まらないんだ。発情しきった雌豚を、もっと。可愛がってほしいの。
錯乱する私の脳。
魔物への憎しみと肉棒から得られる快感とが混ざり合って、私は混乱していた。
声にならない声を上げ、後背位のままミノタウロスの肉棒を迎え入れる。
気づいた。人間より、魔物のチンポのほうがずっと美味しいんだと。
世の中は理不尽だ。
数年前、隕石の衝突によって魔物が現れてから、人間はなすすべもなく殺されていった。
一部の男どもが魔物に媚びへつらってから、私たちを売られた。
毎日のように精液漬けにされ、精液を啜ることでのみ生き長らえて。
だから。これからは。
魔物のチンポを啜って生きてイキたい。たったの一日で魔物産んで死ぬなんて。嫌だ。
突如、私の膣内でミノタウロスのチンポの膨らみを感じた。
「イクぅーーーーーー!」
狂いそうなほどの快感が。おびただしい量の精液ともに流れてきた。
瞬間。ミノタウロスの射精で納まりきれなかった私の膣内から精液が溢れ出す。
「ふぅ。射精しつくしたぜい。しっかり俺の子ども産んで……」
あまりの快感にうちひしがれている私は、残念ながらミノタウロスの言葉は聞こえない。
それよりも、一刻も早く精液を飲みたかった。
ミノタウロスの射精で周囲に飛び散ってしまった精液を啜りたい。 一口ずつ大切に味わいたい。