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マッスル・ウィッチ
官能リレー小説 - ファンタジー系

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マッスル・ウィッチ 18

このハインケル、ネリースの長男。
ネリースと会った次の日に一応面通しはしてあった。
彼女からはできれば弟子にと依頼されたのだが、保留にしていた経緯がある。
ただ、数日前からは身の回りの世話はさせていて、『多少』の事は教えていた。

「先生、このお尻の方は?」
「うむ・・・この尻殿は鍛錬の必要がある・・・そして、お主の鍛錬の相手でもある」

ソニアを放ったらかしで物事を決めるマリーと、意外にもこの言葉の足りない師の言葉をそれなりに理解するハインケル。
彼の青い瞳が少年らしい無邪気さと共にソニアの白い尻を見つめた。

「具体的にどのような鍛錬ですか、先生?」
「うむ、お主には指の鍛錬、尻殿は股の鍛錬である」
「尻殿なのに股の鍛錬なのですね」
「そうだ、言葉だけに囚われてしまうのは良くない事だ」

まだ腰が座らないソニアであったが、この師弟の剣呑な会話に見の危険を感じ始めていた。
足を踏ん張り立って動こうとするが、定まらぬ腰は動かず、むしろ大股開きで尻を突き出す格好になった。

「それよりハインケル、いつまで店を広げているつもりだ?」
「はい、ただいま片付けます。」

机の上でハインケルが書物資料と照らしあわせながら整備していた機械。
武人たるソニアはそれに見覚えがあった。

ハインケルが職人的な精密動作で組み上げたそれは、六連の銃口を除けば『鉄砲』であった。

(※マスケット時代後期に製造されたペッパーボックス型)

彼は新型マスケット銃の開発運用を研究する魔術師であった。

ソニアがハインケルに与えた二つ名。

『ガンマン』

・・・・・・。

そうだことばだけにとらわれるのはよくないことだ。

※もういっそニンジャでも連れてこい。

「ところで少年、なぜ脱ぐ。」
「問題ありません、貴女も脱がします。」

ソニアは寧ろこれが平常運転なのではないかと錯覚してきた。

ケツ丸出しが全部丸出しになる、ぐらいの違いなのだろう。

だかしかしソニアが股間を鍛えるのに今更全裸もないだろうし、彼が指を鍛えるにしても尚更全裸になる必要もない。
確かにソニアは剣術稽古や軍事演習の流れで男女混浴など珍しくなかったが、本当に裸への抵抗がない人種は理解に苦しむ。

そうして全部丸出しになったハインケル自身の先端部は全部丸出しであった。
アイルと比べ亀頭一個分長い、やや早熟な部類だろう。

しかし足腰が利かぬとはいえソニアも武人、片手で捻って御せる相手…と思いきや。

デコピン

その一撃で脳が揺れた。

「あばばば…なななな…何をした。」
「その身さえも弾丸とせよ、先生の教えです。」
「うむ、ハインケルは膂力こそ劣るが手先は器用でな、そこを延ばした。」

「先生のお陰で銃すら通用しない相手がいることを知りましたし・・・ただ力のみでも上手くいかない事も知れました」

ソニアも軍人だから銃ぐらいは知っている。
実戦ではまだ連射速度の遅さから野戦では使えないと言われてる代物だが、防御施設なら弓や石と共に使えなくもないと言った評価だ。
なによりもその利点は弓や石に比べて圧倒的に早いと言う事だろう。
まず人の身では交わせる速度で無いが、同時に命中制度が悪いから一発交わせばなんとかなると言われている。

しかし、マリーの事だからきっとそんな話では無い筈だ。

「まさか、手刀で落とされるとは思いませんでした」
「うむ、落ち着いてやればどうと言うことないが、掴むのはもう少し修練がいる」

立派な人外の反応である。

このマリーとこんな会話のできるハインケルも相当変わり者だろうが、それが子供故の探究心と無邪気さ故なのかは物理的以上に頭の中身の硬いソニアでは判別つかない。
そして、ハインケルはデコピン一発の後、もう既にソニアの尻辺りにいる。

ぬっと子供らしい小さく細い腕が伸びる。
ソニアの豆と割れ目の周囲を微妙なタッチで撫で、ソニアの口からは初めて女らしい吐息が漏れた。

「そうだ、ハインケル・・・さっき処女貫通果たしたばかり故に外側からやるのがよい」
「わかりました先生、姉上にやったようにすればいいのですね」

姉にもやったのかいと突っ込み入れる余裕はソニアにない。
ネリースの娘でハインケルの姉も、アイルの側女候補だからマリーが先にその辺を鍛えてるのかもしれない。
全く男女関係に疎いと見えるマリーだが、これは意外な所まで気が回る性格なのかもしれない。

それか単にさっきの話・・・
インキュバスに全裸土下座させたついでに、男女の営みの極意を聞き出したのかもしれない・・・
マジでそうかもしれないと思えるのが怖い所であった。

その優秀かもしれない弟子であるハインケルは、手先を器用に使い、ソニアの豆と割れ目の縁を攻めていく。
アイルの拷問のような交わりで快感一つ感じれなかったソニアだが、この玄人のような指使いに身体に官能の火が点っていく。

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