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マッスル・ウィッチ
官能リレー小説 - ファンタジー系

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マッスル・ウィッチ 11

マリーも人間であり女性でもある……何よりも部外者なので処置が長期に渡る事も踏まえての判断である。


「ふむ……」
「公子の貞操を汚して申し訳ありません」
「気にするな、わしもアイルと同じ年頃に貞操を喰われたからな……」
ライオスは察していたのかマリーの報告に動じる事はなかった。
「妻には上手く説明しておく……」
「……先日の不審者の一件も考えると、相当な恨みですわ」
ネリースはやつれた表情で姿を見せる。
ネリースのやつれた理由は二つ。
まずは犯人が一向に口を割らない事。
禁呪を使うはぐれ魔導はよく金で雇われ非合法な活動に身を投じるが、ここまで口を割らないのは珍しい。
それで眠る事もできず朝を迎え、その場をこちらも疲労困憊のドワサンに任せて公子の元に向かうと、中庭で処置を終えたばかりのマリーと鉢合わせたのであった。

「マリー殿、公子は?」
「うむ、処置を終えたからもう暫くすれば目覚めるであろう」

そう言いローブを開くと、その下は全裸。
そして妊婦のように膨らんだ腹である。
どう言う処置をしたかぐらいはネリースも分かっているが、ここまで抜いたとしたなら・・・
公子の射精回数は50回以上なのかもしれない。
それは人間では無理なレベル。
まさしく呪いだろう。

「この辺りでよかろう」

ネリースに腹を見せたマリーがその場で屈む。
そして・・・


ブババババッッ!!
凄い破裂音と共にマリーの割れ目から用をたすように赤黒い液体が大量に出てくる。

それは呪に染まった公子の精液・・・
こんなものを普通の女が身に受ければ悶え死にかねないぐらいのレベルだ。

それをいとも簡単に腹が膨れるぐらい子宮に貯め、こんな女性としての羞恥すらない方法で排出するマリーに、最早感心を通り越してげんなりするぐらいであった。

「呪で濃縮されたものは、この処置でもうない・・・だが、公子は続けて相手する女が無いとまた呪に飲み込まれかねない」

すっかり腹が引っ込み全て出したマリーは、げんなりするネリースに表情も変えずに言う。
マッスル・ウィッチは規格外と聞いたが、まさしく聞いた通りの規格外で、もう何を言っていいやら分からないぐらいだった。

「師匠もさぞかし扱いには苦労しているわね」
「????」
自分もまた結構師匠には迷惑をかけているのだが……彼女でなければ今頃は城内で不穏な空気になっている事は明白であった。


二人は魔道士を捕えているある場所に居た。魔法陣が幾重にも展開しその中から鎖が飛びだしはぐれ魔道士の体を雁字搦めている。
「さて……貴殿に聞こう。誰の差し金だ?」
「……」
「仕方ない」
マリーは全裸になるとそこから一物が出て来る。ドワサンは愚かネリースも自分の夫よりも立派なモノと分かる。
「ひっ……いいぃいっ!」
「やはりか……お主も本意ではない訳だな」
ネリースもクラっと来るほどの精力にはぐれ魔道士の女性がもだえ始める。彼女は性感帯に蟻が這っているような感じで溜まらなく肉棒が欲しい訳だ。

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