PiPi's World 投稿小説

ユリアナ姫の大冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 11
 13
の最後へ

ユリアナ姫の大冒険 13

気にったら抱くし抱かれる・・・
そんな感じのこの餓鬼の軍団の気風は、たとえ立場が最下級の奴隷でもユリアナには合ってる気がしてた訳だ。

「さあ、お嬢と姫さん、休憩場所だ!・・・泉もあるから身体を洗うといい」
「えっ、ワームとか沢山いる??」
「全く、好き者だなお嬢は・・・ここは居ないから、お嬢は兎も角、姫さんは精液まみれの身体を洗いな」
「なんか扱いに差があるじゃない!」

声をかけてきたのは長身の美少女。
胸の膨らみもそれなりだが、鍛えられた肉体美をしている。
彼女はヴォニータの娘のアリッサである。
ユリアナは年上とばかり思っていたが、彼女は14歳らしい事に驚いた覚えがある。

アリッサはジョルジュをお姫様のように丁重に下ろすと、ユリアナには顎で降りろとじゃくる。

「私もしてくれてもいいじゃない!」
「降りれるだろ!、お嬢は」

因みに仲が悪い訳でなく、ユリアナにとってはここにきてできた友達みたいな関係だ。
互いに色んな事を言い合える関係だからこその態度である。

「一応身重の身なんだから気遣ってもいいのに」
ぶつくさ言いながら慎重に足から鐙をはずして降りる。
ユリアナは妊娠4ヶ月目を迎えていた。
父親は不明だが、ユリアナはドン・グレゴの子だと確信してる。

「あんなに濃厚なのを出されたんだもの、絶対に間違いは無いわ」

ジョルジュの次にお気に入りなのは副頭領のドン・グレゴだ。
ユリアナ曰くあの男臭さが病みつきなのだという。
セックスよりもフェラチオがお気に入りで、1日1回はグレゴの精液を飲まないと気がすまない。
戦いの翌日は特に濃厚なので、合戦が終わったら他の女に取られないよう真っ先に飛びつく。
そして1日中セックスにふけるのだ。
子供を産むことについては特に抵抗はない。
顔は好みではないが肉体が頑強なので強い子が生まれるだろう。
それに女が正式な団員になるには団員の子を最低3人産まなければならない。
一人産んで見習い、二人目産むと仮団員、そして3人目を産むとメンバーに加入できる。
奴隷の子ではカウントされないので、ジョルジュやザックの子を産むのは4人目以降だ。
ちなみに男奴隷には昇進の道はない。
奴隷として入ったものは一生奴隷だ。
ただ、5年の年季が明ければ自由の身になれる。
こうやって丁重に扱われてるジョルジュであるが、ここから出ようとすれば5年かかってしまうと言う事だ。

ユリアナがアリッサとジョルジュを伴って泉に来ると、ヴォニータと女達全てが水浴びをしていた。
これは奴隷や団員関係なく、女に許された特権であり、男たちは見張りと身体を拭く程度である。

だが半数の女達の股間には男根が存在する。
彼女・・・いや彼らは森のワームで改造された者。
つまりジョルジュと一緒の立場だ。
勿論、その殆どが奴隷で、通常は1年以上の年季がある見た目の良く実力の劣る者が男女兼用の肉便器としてそうされる。
ザックは実力はそれなりだが、本人はそっち側に行きたい希望があるようだった。

だが、この男の娘の中には年季を終え実力を備え正規団員になったものもいる。
そのような者達がヴォニータの側近になったりする。

「ああ、アリッサ・・・アンタ14になったんだからそろそろ孕まないとな」

そんな正規団員の刺青を肩にする男の娘がアリッサに言う。
アリッサは正規団員扱いだが、妊娠の義務は一緒だ。

「アタイは姫さんの子を孕みたい!」
「姫さんは奴隷だぜ?」
「でも孕みたいんだよ!」

アリッサがジョルジュに好意があるのは知っているが、そこまでとは思ってなかった。
ユリアナもジョルジュの子を産みたい。
それで奴隷から開放されなくても、それはそれでいい気がしてる。

ユリアナはそんなやり取りを見ながら、ジョルジュを岸辺の石に座らせ、結い上げた髪を下ろす。
自分にも受け継いだ美しいプラチナブロンド。
短く切って最近伸びてはきたが、自分より艷やかで美しい髪にため息が漏れるぐらいだ。
その髪に自分の乳を当て、母乳を出しながら洗っていく。
これが肌や髪を綺麗にできるのはここに来て知った事である。

「赤ちゃんは順調みたいだね」
「うん・・・でもジョルジュは生まないからずっと綺麗なスタイルで羨ましいわ」

並の女より美しいスタイルのジョルジュにユリアナはうっとりと言う。

「そんな事ないさ」
「ああ、オチ○チンあるのなら、ジョルジュを孕ませて私の子を生ませたいのに」

それは無理と分かってるがそう言いたくもなる。
昔から父親と言うよりは愛する人と見ていた気がする。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す