ユリアナ姫の大冒険 12
そしてヴォニータが指をパチンと鳴らすと部下が入ってくる。
プラチナブロンドの長髪の絶世の美女。
白磁のような肌にふくよかな巨乳ながら身体はスレンダー。
ヴォニータが極上と言うのも頷ける。
その美女をユリアナは知っていた。
ユリアナそっくりの顔で少しだけ大人びたような顔。
そして股間には美女にはありえない赤黒く勃起した男根。
変わってしまっても誰か分からないユリアナではない。
「ああ・・・ジョルジュ!、ジョルジュ!」
駆け寄るユリアナ。
そして目が虚ろだったその美女・・・
ジョルジュもユリアナを見つけ目に光が戻る。
「あああ・・・ユリアナ・・・」
ユリアナがジョルジュを抱きしめる。
元々女性のように華奢で綺麗で、背格好もほぼユリアナと同じぐらい。
女装させればユリアナの姉妹と言っても通用するジョルジュだった。
胸が巨乳化し、肌の美しさが増して本当の女性のようだったが、ユリアナは構うこと無くジョルジュと唇を重ねる。
何度も互いにキスを交わし、そして押し倒すようにしてユリアナがジョルジュの赤黒く勃起した男根に跨って腰を振った。
「ああっ、ジョルジュ!、ジョルジュ!、好きっ!、好きっ!!」
「ユリアナっ!、ユリアナっ!」
ジョルジュも負けずに腰を突き上げる。
更に大きさを増したユリアナの爆乳と、ジョルジュの巨乳が揺れ、その卑猥にして美しい交わりに周りの男は勃起し、女は股を濡らしながら成り行きを見ていた。
ジョルジュの男根はグレゴに比べると小さいが十分なサイズになっていた。
そしてユーリアに性の手解きを受けていただけに女の攻め方は熟知していた。
ユリアナは愛する者との交わりの至福と性巧者のテクニックに簡単に上り詰めていった。
「はぁんっ!、いくっ!、ジョルジュのでいっちゃうのぉっ!!」
ジョルジュの上で達し、胎内に白濁液を受けて幸せそうにジョルジュにのしかかる。
2つの大きな乳塊が合わさり、その感触で互いに再び小さく達する。
「丁度いい、つがいの奴隷だな」
「ああ、全くですぜお頭・・・暫く退屈しないで済みますぜ」
ヴォニータも身体を熱くしながらそう言い、グレゴも男根から先走りが出ていた。
こうしてユリアナとジョルジュは何もしないまま、餓鬼の軍団の奴隷となってしまったのだった。
それから数ヶ月・・・
ユリアナとジョルジュはセックス漬けの日々を送っていた。
多くの男女と交わり、食べる時や排泄するときさえセックス。
寝てる時すらハメたままであった。
当然ジョルジュとユリアナも見世物のように交わるし、交わりながら互いに尻穴を犯される事も多かった。
そして数ヶ月経ち、餓鬼の軍団は獲物を求め移動を開始していた。
ユリアナとジョルジュは裸で馬に乗せられ、手綱はあのザックが持っている。
ユリアナが前、ジョルジュが後・・・
当然ユリアナの女陰にはジョルジュの男根が刺さっていた。
「ザックったら・・・まだ私を抱いてくれないのよ!」
「へぇ・・・僕とはしてるからそっちが好きな子じゃないの?」
交わりながら二人がそんな会話をするとザックは赤くなっていた。
「可愛い奴…男色にしておくにはもったいないはぁ…」
ユリアナはしげしげと前を行くザックの尻を見詰める。
確かにザックは顔がいいばかりではなかった…細身ではあるが筋肉は全身を覆い、脂肪の無いその男らしい臀部も、ユリアナにとっては誰よりもそそられるものがある。
「インポじゃないって分かっただけでもいいは…それならまだ可能性はあるもの」
ザックが普通の女に興味を持てない男と分かった今でも、あくまでも前向きなユリアナである。
「ねぇ、私のお姫様」
「なんだい?、僕のお嬢さん」
ユリアナは後ろにいるジョルジュに身体を預けるようにしながらそう囁くと、ジョルジュもユリアナを抱きしめて応える。
因みに軍団では全員がジョルジュの事を『姫さん』、ユリアナの事を『お嬢』と呼んでいる。
本物のお姫様であるユリアナとしては納得できないところもあったが、どう見ても姫としての気品はジョルジュが上なので、ユリアナもそう呼ぶようになった。
「ジョルジュがね、ザックを後ろから突いて、私が前からするのってどう?」
「いいね、そうしてみようか!」
元々性にはおおらかな国情である。
国民的にも若干貞操観念は薄い。
しかもユーリアがおおらかを飛び越えた無節操だし、ジョルジュもユーリアの侍女に遊ばれたりしてたからそれなりの経験数はある。
愛し合っていても、パートナだけで済ませる習慣は貴族になれば更に薄い傾向だし、今回の事でユリアナもジョルジュも若干その辺が壊れている。