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淫妖伝――生存者(サバイバー)
官能リレー小説 - ファンタジー系

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淫妖伝――生存者(サバイバー) 8

(私は学校に行くのは友達がいるからで、勉強するためとか思わなかったなあ。斗真はこれからが楽しいんだろうな)
真理はそう思って斗真を見つめている。斗真と目が合うと真理はにやけてしまう。
(私、すごく斗真が好き。まさか子供がこんなに好きになるなんて思わなかったな)
ファーストフード店やスーパーで子供がごねていたり、騒いでいると嫌だった。斗真はあまりはしゃいだりごねたりしない。
食べ終わった食器を真理が洗うと、斗真は拭いて食器棚に入れてくれる。
「斗真ありがとうね、お母さんお風呂入ってくる。先にベットで寝ててね」
「うん、わかった。おやすみなさい」
斗真は寝室に向かう途中で振り返り真理の顔を見る。真理が「斗真、おやすみ」と笑顔で言う。
「ん、あっ、斗真……んんっ」
シャワーを真理はクリトリスに当てる。水流が刺激してくる。片手で左胸を揉んだ。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
今夜もまた斗真がオッパイをしゃぶってくれるかどうかわからないけれど、真理は胸を高鳴らせながら斗真に添い寝をする。
這いつくばって斗真の精通したばかりの性器にしゃぶりつく母親の真理の姿をきれいだと思った。斗真は母親に艶かしい牝の色気を感じていた。しかし、それが色気というものとはわからず、美しさに感じた。
二人のいる寝室を照らしだしているのは青白い二つの鬼火である。
(本当は私、斗真のをこうしてあげたかったんだわ。ああ、あそこが熱くなって……うずうずして、染み出してきちゃってる……もぅ、止まらないっ)
「かあさん、すごくきれいだ」
斗真の声にあえぎが混ざっている。悦びの気配を真理は牝の直感でかぎわけていた。
斗真の皮かむりの幼いぺニスが勃起しているのが愛しくて、真理はしゃぶり続ける。
斗真が背中をのけ反らせ腰を突き上げた。
真理の口に大人に比べると少量の精液が放たれる。真理は「んっ……」と目を閉じて斗真の精液を味わう。
「はぁ、はぁ……」
斗真が真理の乳房にむしゃぶりつく。真理の手は自分の濡れたわれ目をまさぐる。
それに気づいた斗真は夢中でわれ目のあたりに口をつけて、真理が広げた陰唇の花とクリトリスの蕾を吸い舐めまわした。
「斗真ぁ、んっ、あんっ、そこ、気持ちいいの、あぁ、斗真じょうずよ……あぁん」
真理が腰をくねらせて、斗真の愛撫、禁断の悦びに全身を震わせた。
二人が快感を与えあい甘美な気だるさに眠りに落ちるとやがて鬼火が斗真の背中に溶け込むように入り込み、真夜中の寝室は二人の寝息だけの暗闇となる。
翌朝、斗真より先に目をさました真理はいつもと同じように朝食を作った。
「おはよう、斗真」
「おはよう」
真理はくすぐったいような照れを隠しきれず、朝食を食べる斗真を微笑を浮かべて見つめていた。
「いってきます!」
斗真が学校に出かけると、真理もスーツに着替えて出勤する。真理は仕事の合間の休憩中にカップコーヒーを飲みながら、斗真の精液の味を思いだし、顔を赤らめながら思わず微笑してしまう。
「なんかいいことあったんですか?」
「ん、ちょっとね。午後もがんばろっと」

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