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既に詰んだ領主に転生した男の物語
官能リレー小説 - ファンタジー系

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既に詰んだ領主に転生した男の物語 1


…チュン…チュン…

「「「おはようございます、坊ちゃま!」」」
「……はい?」

突然だが俺は今常識では到底理解不能な状況に置かれている。
目が覚めたら見知らぬ部屋だったのだ。
部屋の内装は何だかヨーロッパ風の絢爛豪華な感じで、ベッドは天蓋付きの馬鹿でかいやつ、おまけに布団はフッカフカ…。
…記憶を辿れば確か昨夜は隙間風の吹き込むボロアパートの煎餅布団で眠りに就いたはず…なのに目覚めたら一転、天国のような環境だったのだ。
それだけじゃない。
ベッドの前には総勢20名余りのメイドさんが勢揃いして俺に向かって頭を下げている。
みんな10代〜20代くらいの可愛い子ばかりだ。
その中で一番年上っぽい30前後のメガネを掛けた美人さんが歩み出て俺に言った。
「それでは朝勃ちの処理をさせていただきます。お好きな者をご指名くださいませ」
「はぁ!?」
驚く俺にその妙齢の眼鏡美女メイドは不思議そうに首を傾げて言った。
「何を驚いておいでですか?毎朝の日課ではございませんか」
「そうなの!?」
「……どうやらまだ目が覚めていらっしゃらないようですね」
そう言うと彼女は小さな小瓶を取り出してフタを取り、俺の顔の前にスッと差し出した。
「ぐぁ…っ!!?」
途端にツーンと鼻を突く刺激臭がした。
中身は何か薬品…いわゆるアンモニアってヤツか…。
「な…何嗅がせるんだよぉ〜!?」
「目は覚めましたか?」
「当たり前だろ!」
かなり強引な手法ではあったが、お陰で頭も完全に覚醒した。
そうだ…俺の…いや、僕の名前はクリストファー・ド・ウェストリーニ。
皆からはクリストフ、クリスと呼ばれている。
子爵。
フェルシオール王国、ウォルコンスカヤ伯爵の一人息子だ。
当年10歳。

「・・・では坊ちゃま、今朝のお相手をご指名ください。早く溜まった精液をお出しにならないと、呪いが進行してしまいます。」
呪いと聞いてどういう事かと思ったけれど、良く分からない。
どうもそれに関する知識は無いようだ。
いわゆる『朝勃ち』の事を、まだ子供である僕のために『呪い』という言葉に言い換えている・・・そういう訳でもなさそうだ。
とにかく今は誰かを指名しないと・・・。

ドクン!!

「ああ!呪いが発動しつつありますわ。」
いつの間にか僕の朝勃ちペニスがあらわに・・・いや、元々出したままだったみたいだ。

ドクン!

僕は心臓を押さえた。ただ心臓が強く脈動している感じではない。
同時にペニスも強く脈動している。
かなり大きく、太い。
明らかに10歳児のペニスではない。
完全に大人のサイズ・・・それもかなり大きめで、痛い程に勃起している。

「そ…それじゃあ…」
僕は眼鏡のメイドを指して言った。
「今日はアンナ(彼女の名前だ)にお願いするよ」
「わ…私でございますか…!?」
指名された眼鏡メイド…アンナは意外というか驚いたような顔をした。
…そう、僕の朝の性欲処理は本来であれば若い下っ端メイドの仕事だ。
メイド長である彼女のやる事ではない。
そういう暗黙の了解があったんだ。
今までは…。
「ご…ご指名は嬉しいのですが、私のような者が……その…もっと若い者の方がよろしいのでは…?」
心なしか顔を赤らめ、やんわりと拒否するアンナに僕は言った。
「早くして!“のろい”が進行しちゃうよ!」
「わ…解りました!では…」
袖のボタンを外して腕捲りする彼女に僕は更に注文を付け加えた。
「あぁ…手コキじゃなくてさ、パイズリでヌいてよ」
「えぇ…っ!?」
さっきのアンモニアのお返しだ。
それぐらいはしてもらわなきゃあ…。
「パ…パ…パイズリだなんて…坊ちゃま!一体どこでそのようなハレンチな言葉をお知りになったのです!?」
真面目なアンナは真っ赤になって怒りだした。
どこで…だって?
言われてみれば記憶が無い。
でも知ってたんだから仕方がない。
「坊ちゃま!」
「も〜!そんな事どうでも良いから早くして!ほら!その無駄にでっかいおっぱいで早く僕のオチ○チンを挟んでよ!」
僕は腰を突き出して既に大人顔負けのサイズにまで勃起しているぺ○スをアンナの目の前に差し出した。
「うぅ……わ…解りました…」
メイド達は最終的には僕の命令には逆らえない。
アンナは顔を真っ赤にしながら震える手でエプロンを取ると、胸元のボタンを上から順に外していった…。

他のメイド達は小声で話し合っている。
「…坊ちゃまったら、一体どうしちゃったのかしら…?」
「…今まであんなワガママ言った事無かったのにね…」
「…昨日までとはまるで人が変わったみたいよ…」
聞こえてるってーの。
まあ良い。
いずれ全員このチ○ポでヒィヒィ言わせてやるとしよう。

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