PiPi's World 投稿小説

堕落させまくりっ!
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 5
 7
の最後へ

堕落させまくりっ! 7


「エミル・リュミエール、殺された仲間の恨みはたっぷり楽しませてもらう」
エミル、さらに二人の補佐隊員は傭兵団とは名ばかりの寄せ集めの男たちに捕らえられていた。
三人ともX型の拷問用の十字架のようなものに、手足を縛られて全裸で立たされている。
ならず者の寄せ集めである男たちの中に一人だけエミルの知っている人物がいた。
商人ハウエル。背が高く痩せた男。
帝国騎士団の諜報員の一人である。
「裏切ったのね」
「お前が知る必要はない」
ハウエルは言い放つと、エミルや二人の補佐隊員の体つきを舐めるように見つめた。
「エミル隊長から、部下たちに率先垂範で俺たちを楽しませるかね?」
「……」
いずれにしても、捕らえられている三人を男たちになぶりまわさせてから殺す気なのだろうとエミルは思い、ハウエルを睨みつけた。
「あっ、やめて!」
「さわるな!」
エミルの左右に拘束されている双子の姉妹が声を上げると、体にふれた男たちがゲラゲラと下卑た笑い声を立てながら、好き勝手なな話をする。
「お前、髪の長い方と短い方どっちがいい?」
「顔はおんなじだからなぁ」
「髪の短い方は気が強そうだよな」
「髪の長い方はおとなしそうだけど、胸はでかいから、揉みやすくていいぜ」
「胸は小ぶりなほうが敏感らしいけどな」
「本当かよ、それ?」
男たちはエミルにはさわらない。
ハウエルの命令で隊長にはさわるなと言われているのかもしれなかった。
男たちは騎士団員をいたぶれることに興奮している。人数はハウエルを入れて十二人ほど。
「お前ら三人で全員を満足させる。一人あたり平等に分けたら四人。一人で全員を満足させたら他の二人は何もしなくていい」
ハウエルや男たちも笑いながら服を脱いで全裸になった。
「二人には手を出させないで」
エミルが言うと、ハウエルはエミルだけ拘束を外して、床に降ろさせた。
「十二人まとめて相手してくれるとはな。お前たち、淫乱な隊長に感謝しないとな」
「やるんでしょ?」
エミルが軽蔑しきった口調でハウエルに言う。
三人をまとめて拘束を解いて暴れられたら、自分たちが倒されるかもしるないという計算から、一人づつ凌辱する気なのだ。
エミルが何も申し出なければ、双子のどちらかをいたぶる気なのだろう。
十二人、エミルが抵抗しても取り押さえられるだけの人数だ。
隊長でも、武器なしで七人なら倒せるが十人以上は無理なのをハウエルはわかっている。
「抵抗して暴れたら、双子を拷問にかける。見せしめにする。どうしたらいいか……シーラ隊長がやらかしたから、真似してやるよ」
双子の表情がこわばる。
手足の指を切り落として……。
「好きにすればいいわ。あんたたちに私はイカせられないから」

総長バラドとの媚薬をキメられてのセックスの影響。媚薬を使ったセックスに比べたら、普通の男たちが限界までが射精しても、総長バラドのように勃起し続けるわけでもない。
さらに絶頂させられる気がしない。
媚薬なしのセックスやオナニーではエミルは欲求不満になるだけである。
ここは強気で押しきり、隙をみて双子も解放できれば勝てる。
エミルは賭けに出た。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す