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堕落させまくりっ!
官能リレー小説 - ファンタジー系

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堕落させまくりっ! 1

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海賊団の船の中の船長室。
「あんたから訪ねてくるなんてめずらしいね」
椅子に脚を組んで座っている美女が男に言った。
「あたしとしたくなって会いに来てくれた……ってわけじゃないんでしょ?」
両手を背中で縛られている男は海賊団の女首領に、ニヤリと笑って言った。
「いやいや、気がついてくれなかったら、売り飛ばされるか、鮫の餌にされるところだ。これ、ほどいてくれないか?」
緊張感のかけらもない口調で男が言う。 
「本当に鮫の餌にしようかしら?」
女海賊シルヴィアは椅子から立ち上がり、ブーツからナイフを取り出すと男の背後にまわって、男を拘束しているロープを切ってやる。
そして、男の背中に抱きついて、豊かな双乳を押しつけて耳元で囁く。
「手下どもが見たら驚くぜ」
「人払いはしておいたから……ね」
シルヴィアは男の背後から、そっと手をのばして男の服の上から、股間のあたりをしなやかな手と指先で撫でまわしていく。
「勃ってるじゃない」
「まあ、そりゃあ、お前はすげぇ色っぽいから、そんなに甘えられたら、その、なんだ……」
「うれしい」
女海賊シルヴィアは衣服を脱いで、全裸になると椅子に座って脚を組んだ。
「眼帯も外せよ」
男は服を脱ぎながら、シルヴィアに言った。
「あんたぐらいだよ、そんなこと言うのは」
シルヴィアは腰のあたりまで流れる金髪をかきあげると眼帯を外して男を見た。
「目玉のない左目の瞼を開けると、びびる奴は多いんだよ……んっ、ああっ」
シルヴィアが切なげな声と熱い吐息を洩らす。
男が近づいて、左目の瞼にキスをして、軽く舐めたからだった。
「じゃあ、ここは俺だけのものだな」
「あたしは、あんたにならどこだってやらせてあげるし、孕んでも心配ないよ」
「子供も海賊にするんだろ」
「あんたも海賊になればいいのに……あんっ、ああっ、はぁっ、もっと揉んで」
男は、シルヴィアの乳房の柔らかいのに弾力のある手ざわりを堪能するように揉みまわす。
「なぁ、俺みたいに喧嘩の弱い海賊なんて聞いたことないぜ……」
「そうね。んっ、ちゅっ、んんっ……」
男とシルヴィアがディープキスをしながら、激しく舌を絡めあう。


五年前、シルヴィアが暗殺者の毒矢で左目を負傷して失明し、さらに命を落としかけた。
「もし、お前たちの船長がこのまま死んだら、俺を殺せ。今ならまだ生き残る可能性はある」
男は自分の命を担保にシルヴィアの治療を申し出たのだった。
喧嘩は弱い。だが、ここぞという時の度胸はあるとシルヴィアは男のことを思っている。
それに、片目を失った海賊の自分をまだ女として見てくれるのはこの男しかいない。
それに二人しか知らない秘密もある。
命の恩人に惚れた、と言われたら、世間ではよくある話かもしれない。
それで何が悪いの?
とシルヴィアは思う。
シルヴィアが椅子から立ち上がり男を椅子に座らせて、自分は膝をついて足元にしゃがみこむ。
男の両脚の間に入り、勃起したものを双乳の間に挟みこんで、唇から唾液をたらした。
「どうかな、気持ちいい?」
「ううっ……気持ちいい」
「まだまだ、これからよ」
パイズリすると、谷間の間から飛び出した勃起の先端をシルヴィアはくわえて、舐めしゃぶった。
「んっ、ちゅっ、ふぐっ、ん、れろっ、んっ……」
「はぁ、はぁ、そんなにしたら、俺……」
シルヴィアは男がイキそうになる直前で、愛撫を遅めたり、飽きないように、激しくしたりした。絶妙なタイミングだった。
シルヴィアは男のいきづかいや表情をちらっと上目づかいでよく見ていた。
「……ん、わかった。あたしも……ほしい」
そろそろ男が我慢の限界になりかけるのを察して、シルヴィアは勃起を口から離した。
パイズリとフェラチオをやめた。

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