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堕落させまくりっ!
官能リレー小説 - ファンタジー系

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堕落させまくりっ! 47

シルファーの優しいまるでクリームをすくって舐めるような舌づかいは、ディアナを燃え立たせる最高の前戯だった。
 ずっとその行為を待ち望んでいたディアナは、シルファーの身体の下で、ゆっくりと脚を開き、からだを寛げた。 
「もっと、脚、大きく開いてみせて」
シルファーの尖らせた舌先が、肉びらに包まれた牝真珠に触れた。
ツンツンと軽くノックするように、シルファーに舌を動かされると、ディアナの腰から全身に、甘い痺れがうずいてくる。
(もっと。もっと弄って……)
恥ずかしくて言葉にはできないが、腰を浮かせ気味にして脚を開くことで、愛撫するシルファーに訴える。舌先で、ディアナのもっとも敏感なそこをじっくりと探りながら、シルファーの手は豊満な美乳をゆっくりと揉んでいる。
シルファーは調教するとき相手に合わせて態度を変えて対応した。
従順すぎるほどの王妃ディアナには、シルファーも強引なやり方や乱暴な恫喝なども必要ないと判断して、恋人のように声をかける。
「乳首が勃って、こっちもすごく溢れてるよ」
舐めるのを中断して、乳首を指先で転がしながらシルファーはディアナの羞恥を煽るために話しかけ、同時に焦らしている。
上からのしかかるように体を重ね、蕩けた表情のディアナにキスをすると、シルファーは忌まわしいものだと思っている勃起を押しあてる。
「どうして欲しいの?」
芽生えた嗜虐心を言葉に出した。
「……入れて」
ディアナが細い声で言った。
シルファーがかすかに笑みを浮かべると、そのまま肉棒を突き入れた。
搾り取るようにディアナの濡れた膣洞が締めつけてくるのを強引に、力強く腰を揺らす。
「ッあくぅぅぅン!! あぁぁぁっ、シルファー! ……あぁっ、んんぅぅくぅ……ッ!」 
さらにディアナのあえぎ声が響き渡る。
高貴なる王妃の姿はすでに消えていた。
目の前でよがっているディアナは、ただの女だった。
それならば、腰を振るしかできない自分もまた、ただの男になってやる、とシルファーは目を閉じる。
挿入している勃起からディアナの快感が伝わってくるように、シルファーは感じる。
シルファーの胸が高鳴る。肌が汗ばむ。
快感が伝わり合ってすぐに溶け合ってしまい、それが考えることを止めさせる。
腰の振る速度が増していく。
「あぁっ、あぁ、くぅ…………はぁん、あぁっ……、あ……あぁっ……んっ、あぁっ……」
二人は喘ぎ声をあげ続けている。
激しい射精感が、ぞくっとシルファーの背中から脳まで突き抜ける。
どくっ、どくっ、どくうっ!!
シルファーの鼓動のリズムで濁流の様にディアナの中に放たれる半透明の精液ではない粘液。
「あぁっ、ぅ……あぁ……入ってくる、シルファーの熱いのが……あぁん!!……いくぅ……いくぅぅっ……シルファー、あぁぁっ……んっ、シルファー愛してる……ああぁぁぁっ!!」
ディアナも達した。身体が小刻みに痙攣して、背中がのけ反る。
シルファーは全てを出し切るまでディアナを抱きしめてそのまま腰を揺らした。
やがて、絶頂して緊張と弛緩を繰り返すディアナの膣洞から勃起が抜き出されると、愛蜜と粘液が混ざりあったものが、とろとろと吐き出された。
ディアナとシルファーがしっとりと汗ばんだ柔肌を寄せあい目を閉じて抱き合っている姿は、美しい姉妹のようである。
ディアナはもしも自分もシルファーのように両性具有の体だったら、シルファーにも女の快感を感じさせてあげたいと思う。
「今度はシルファーがじっとしていて」
ディアナはそっとシルファーの乳房に手をのばすと、微笑を浮かべて優しく揉みしだく。
シルファーがするように、淡い桜色の乳首を口に含み、ちろちろと舐めた。

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