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堕落させまくりっ!
官能リレー小説 - ファンタジー系

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堕落させまくりっ! 44

囚われた王妃ディアナをロクサーヌはシルファーに調教を依頼した。
アゼルが教団から離れ、教団の裏の稼業である性奴隷の売り買いに関与しなくなった。そこで、シルファーが調教師として活動している。
王妃ディアナは皇子を出産したにもかかわらず見事な体つきを保っている。
それを狙う貴族たちは金に糸目をつけずに王妃や後宮の女性たちを買い求めた。
媚薬による呪いさえ解除できれば、妖虫を孕むことはなく、快楽を心や体に刻み込まれた女性たちは性奴隷に最適といえた。
王妃ディアナは媚薬性交の経験はなく、性感は開発されきってはいない。
騎士団で媚薬により兵士たちによって淫らに開発された女性たちや教団の女性信者たちなども、性奴隷として売り買いされていた。
騎士団総長だったバラドは奴隷商人としての裏の顔があり、その遺産をロクサーヌは引き継いだ。
調教師でも両性具有のシルファーは相手を孕ませてしまう失敗はない。王妃ディアナの調教は、ディアナが上物すぎるほどの逸材なだけに傷ものにして価値を下げたくない。
シルファーは射精するかわりにクリトリスが変化した肉棒から、半透明の粘液を放つ。これは魔獣化した皇帝の触手と似た粘液である。
粘液の甘い匂いは王妃ディアナを朦朧とさせる。
王妃が逃がした皇子について聞き出すこと。王妃ディアナを性奴隷として調教すること。
この二つの依頼を受けてシルファーは収容所で王妃ディアナを犯している。
その経過をエミルはロクサーヌに報告する。ロクサーヌは王妃ディアナに目をつけて、すでに買いたいと申し入れてきた客の中で、利用価値がある人物は誰かを考えていた。
星詠みの巫女は海を渡り、皇帝の勅命で七色魔晶石を探索し持ち帰る旅に出ている。
「皇子は、魔法陣で瞬間移動したらしい。どこに旅立ったのか王妃ディアナは知らない」
エミルに報告を済ませた退魔師シルファーは「監視もご苦労なことね」と皮肉を言う。
「……引き続き調教を進めて下さい」
エミルは笑顔も見せずに一礼すると、王妃を監禁している調教室から出て行った。
王妃ディアナはベットの上でまだ絶頂の余韻に身をゆだねて、うつ伏せのまま目を閉じている。シルファーは王妃ディアナのそばに添い寝をするように寝そべり、休憩する。


25
「ここが海の果ての始まりの国か……」
「そうよ。ここはちょっと帝国とはちがう習慣があるから、しばらく一緒にいてあげる」
女海賊シルヴィアは男と一緒に船を降りて、宿屋に案内する。
「おお、七年ぶりだね」
宿屋の女主人が二人を出迎える。
「おばさんも元気そうね」
恰幅のよい酒樽のような女主人がシルヴィアと抱擁してから、男にも笑顔を向ける。

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