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堕落させまくりっ!
官能リレー小説 - ファンタジー系

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堕落させまくりっ! 5

牝の膣穴がひくひくと突っ込まれたいというように反応して、濡れまくる。
エミルは這いつくばり騎士の誇りも忘れて、バラドに腰をつかまれて、勃起の先端だけを挿入されたまま、じらされると、自分から美尻と腰を揺らした。
「おお、いい締めつけだ!」
バラドがそう言いながらも、射精せずにわざと勃起を抜き出してしまう。
「こっちの穴も使わせてもらうぞ」
再び媚薬を塗った勃起で、小さな肛門の蕾を激しく貫かれて、エミルが痛みと快感に背中をのけ反らして悲鳴を上げた。
「ひっ、あああぁあぁあっ!!」
バチン、バチン!
バラドはエミルの白くなめらかな美尻を手のひらで叩きながら、激しく突きまくる。
「おしりで、おかしくなっちゃうぅっ、ああん、おしりが、おしりが……もぅ、だめぇぇっ!」
どひゅっ、どくっ、どくっ、どくっ!
エミルの腸内に白濁したぬめりが放たれて、エミルは今まで感じたことのない肛門の快感に酔わされていく。バラドは絶頂しているエミルを再び絶頂させようと腰を激しく揺らし続けた。
排泄の時、エミルは肛門の快感を思い出して羞恥に震えながら、排便をすることになる。
女騎士エミルはバラドに弄ばれて、媚薬漬けにされてしまった。馬鹿な男を利用するはずが、逆に手先として服従するはめになった。
バラドがたとえ女性でも、実力があれば身分問わず騎士団に入隊を許可しているのは、こうした楽しみがあるからである。
バラドにとって媚薬の秘密を知りながら欲情に溺れないシーラや堕胎の恨みを隠して副長職にいるロクサーヌは目障りな存在だった。
エミルや他の諜報員などを手なずけて、バラドは新たな騎士団を結成しようと企んでいる。
世代交代と見せかけて自分は騎士団から引退しても、操ることができる私兵があれば、国内情勢が動き、もしもの時には兵力を売り払える。
そのためには、帝国への忠義を騎士として掲げているロクサーヌと、実力はあるが操る手段がないシーラは不要と判断した。
バラドの誤算があるとすれば、自分の寿命を過信しすぎていたことである。
酒と媚薬、そして過剰な淫行の疲労、贅沢な食事などによる肥満が、肉体を蝕んでいる。
騎士団はロクサーヌが新しい総長として就任。のちにロクサーヌは帝国軍を指揮する将軍として抜擢されることになる。
帝国滅亡を予想していたバラドだったが、自分の余命については配慮が欠如していた。



テロリストの指導者となったのは聖職者たちである。神の導きによよって革命を行う、過去の帝国建国の頃の理想を取り戻すというスローガンを掲げる者たちで、帝国が滅亡する前に改革するという理想を持っていた。
しかし、テロリストだと判明すると聖職者たちの総本部である神聖教団は、活動者から聖職者の地位を剥奪して追放処置を取ったのだった。
神聖教団そのものは穏健派であった。
国教としての推奨政策を建国時から認められてきた教団は、国政に直接関与するのを敬遠したのである。
建国時に皇帝となった地方領主は神聖教団の信徒であり、兵力は平民の信者たちであった。
元貴族のうち教団に加盟していた領主は領地を保護されたり、拡大したが、それ以外の貴族は地位を剥奪されて平民として野に放たれたのである。
騎士団も忠国を理想として掲げている。テロリストたちも、忠国を活動思想の根拠としている点では共通。しかし、騎士団は法と秩序の番人としての治安維持を任務としており、テロリストたちが帝国宮廷の要人を暗殺や破壊活動を行為を阻止することになった。
性感の禁忌なる法術を使って治療する男も、聖職者としての地位を剥奪され追放された。テロリストたちのような改革の理想は持っていない。だが、伝統ある神聖教団の権威を汚す者と見なされた。
神聖教団だけではなく各ギルドから追放された者たちもこの革命の思想に従うように行き場を求めて集まった結果、元聖職者たちを指導者とする活動組織のようなものが作られることになった。
規模が拡大していくにつれて、活動組織内でも内部分裂が起こり、騎士団の騎士たちは犯罪の容疑者として追放された者を抹殺していった。

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