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堕落させまくりっ!
官能リレー小説 - ファンタジー系

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堕落させまくりっ! 26

「その方法は帝国の法律上では同性結婚を認めていないため、貴族たちが行ってきた方法を真似をしたともいえますけどね」
帝国の法律では同性結婚で子が減少するのは国力低下につながるために認めていない。
「同性愛者たちは子を産めないから、家を継がせる者を養子にすることで家名を残したのか。それと同じように、孤児を保護して弟子や養子にしたように見せかけて子を育てた」
「そういうことね」
「別の問題は起こらなかったのか。結婚している者が他の者を弟子や養子にしたりすれば、実際は何人も夫や妻を持つことができた?」
「不倫ということで悪いことだけど、相手が妊娠して責任を取る方法として、血縁関係を結んだり、弟子にして相手の生活を保護したり子を養育することにしたのかもしれません」
「妊娠したら責任を放棄して別れるよりかはましかもしれないけどな」
アゼルがハウエルの子を妊娠したら、弟子か養子にして育てれば誰の子か追及されない、と遠回しにアゼルはハウエルに教えている。
ロクサーヌはハウエルにどんな手を使っても三人を懐柔するか、三人を敵対関係にして内部統制を乱すよう指示を出したが、いきなりアゼルに手を出せ、とは命じていない。
ハウエルはすでに結婚して、エミルという妻がいる身である。
「結婚していても弟子になれるのか?」
「あら、貴方は弟子になるつもりなの?」
教団に入教して信者になるには結婚していても問題ないが、信者を指導する立場になるには世俗の関係を立ち切る出家が条件になる。
「許可を受けたら、今まで結婚していても、法的には離婚したことになります」
ハウエルはアゼルによってエミルと強制的に離婚させられてしまった。
「貴方が養子になると、自分より年上の子供になりますね。弟子ならおかしくないけど」
「婿養子みたいな感じがするな」
「師匠と人前では呼んで……あん、ちょっと、まだ昼間ですよっ!」
「夜ならいいのか?」
アゼルの乳房を服の上から揉んでいる。
「んっ、あっ、ハウエルのすけべ!」
「すけべなのは、、アゼルが可愛いすぎるせいだから、しかたないだろう?」
「もぅ……いけない弟子にはおしおき……んっ」
ハウエルはアゼルの唇を抱きついて奪う。アゼルは目を閉じて受け入れる。
(結婚してすぐ出家して離婚、すぐにアゼルの内縁関係になったわけだ)
ハウエルはキスしながらそんな事を考えている。あと二人の教団幹部をどうやって懐柔するかはまだわからない。
「星詠みの巫女と退魔師に会うのはかまわないですけど、貴方はこのアゼルの弟子ですからね」
冷静沈着で嫉妬などしなそうなタイプだとアゼルに手を出したが、過去の女関係を切らせ、これからの異性との関係に釘を刺された。
ハウエルにとってこれは誤算だった。
「貴方は一生、私の弟子ですから……んぅ、ああっ、そんなに舐められたら、ああぁっ!」
椅子に座らせて恥ずかしがるアゼルの両脚を開かせて、下着の上から、ハウエルはしゃがんで敏感な肉真珠を舐めている。
ビクッビクッとアゼルが身を震わせて、ハウエルの頭を内股で挟み込む。
「続きは夜にしよう。少し眠っていい?」
「はぁ、はぁ……ん。ごめんなさい、腕枕してずっと起きてたんですね」
ハウエルがやはり射精しないで満足しなかったので、寝れなかった。
自分だけ満足して寝てしまったので、ハウエルが欲求不満で、昼間から書斎で求めてきた。
そう解釈した。
アゼルはハウエルを気づかい少し眠らせようと書斎から出ていった。
ハウエルはアゼルを中途半端にかまって、焦らしているつもりだった。
(他の二人とやるときまでに、アゼルを完全に堕とすには、ここは我慢だ)
ハウエルはソファーに身を横たえて目を閉じた。

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