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竜使いの少年
官能リレー小説 - ファンタジー系

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竜使いの少年 72

彼女のボディーランゲージを単純に言語化すれば「大好き」といった所か。

ここまで懐くと、多少のいじわるには動じない。
無理に拗ねさせようとすると、2〜3日は後をひきそうな地雷を踏んでしまうので普通に愛でるしかない。
少年は、これくらいが潮時かと見定めて、姫に声をかけた。

「そろそろ、赤ちゃんをつくろうか」
「っ〜〜〜お、お兄ちゃん」
少年の言葉に白雪は真っ赤になった。
いちゃつきの間に、相手をしっかり牡として認識したからだろう。
概念としての性交渉が、生々しい実感を伴ったものに変化したのだ。

お兄ちゃんという呼称は、いちゃつきの間に教え込んだ。
周囲に男性が存在しなかった箱入り姫には不思議な喜びを伴う単語だったらしく、すっかりお気に入りだ。
実年齢は彼女が上だが、外見的な幼さと内面的な純粋さがあるので不自然な感じはしない。

「それじゃ、僕の子供しか産めないお腹にしてあげるね」
「いやぁ、ダメェ!兄妹なのに赤ちゃん作ったら駄目なのぅ!」
ノリノリの姫だが、どうもそれ系の小説を愛読していたらしい。
少女がすっかりその気になっている反面、豊は少し引き気味だ。

実家に生息する妹の事を考えると、近親はそんなにイイモノでは無いと思うのだ。
とはいえ、バーチャル実妹は萌える。特に、こんなに懐いてくれる娘なら。
少年は生意気な生き物の事は忘れて、目の前の少女に没頭することにした。

ネップリ口付けをして、弛緩したところに肉注射。
1週間散々繰り返してきたテクニックだ。姫ドワーフは殆ど痛みを感じずに肉棒を受け入れた。
いつもの流れならこのまま受精嚢にたっぷり子種を仕込むところだが、今日は少女肉をゆっくり味わう予定だ。
最低三回はイカせてから注ぎ込んでやりたい。

ミッチリ絞まる肉筒を、獣そのものの巨棒で擦りあげる。
おぞましさすら感じさせる、未知の快感に未成熟な肢体がビチビチ跳ねようとする。
少年は、逃げようとする少女の肉体を押さえ込んで、徹底的に蹂躙した。
激しい口付けによる攻撃も加えて、逃亡の意思を全方位から封じてしまう。

激しい絶頂に少女の体が弓なりに反った後、ぐったり弛緩する。
少年は、拗ねてしまった姫の機嫌を直すため、手櫛で汗で額に張り付いた髪の毛を梳いてやったり優しくキスをした。
怖い思いをさせて、いじわるをしてきた相手なのに、少女姫は恨むことを忘れてしまう。
純粋培養の棺入り姫は、こんな時どのように反応すれば良いか知らないのだ。

姫の機嫌が回復したことを見て取ると、少年は二回戦目に突入した。
より激しくより気持ち良くなるように責め続けたので、少女姫はお漏らしをしながら絶倒に達した。
本気泣きを始めてしまった少女に、豊は匙加減の失敗を悟った。

普通に慰めても聞き入れてもらえないので、三回戦目を始める。
か弱い拳でポカポカ胸を叩かれるが、肉体言語による説得はやめない。

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