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竜使いの少年
官能リレー小説 - ファンタジー系

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竜使いの少年 1

「主よ,共に戦い世界を救おう…」
目の前の竜が言う。

僕の名前は遠藤豊,昨日までは何の取りえも無い普通の高一だった。
普通どうりベットへ入った。そして目が覚めたら竜が居た,そして言う。
「目覚めたか主よ…」
(主?というかド◯クエのやりすぎかな?夢にまで竜が出てくるなんて僕の竜好きもここまで…)
寝ぼけている僕に向かい竜は更に言う。
「主よ,共に戦い世界を救おう…」
「良いですね〜。夢の中では勇者か〜。現実はいじめられっこだけどね〜」
「主よ,これは夢ではなく現実だ」
「そんなわけないじゃないですか〜」

「う〜ん、わからないか?主よ、汝は世界を救う者。正確に言えば、我等が生きる世界を救って欲しいのだ」
「我等が生きる世界?」
何だかわからないよ〜。目の前に竜がいるのもそうだけど…
しどろどもろになる僕。目の前の竜は半ばあきれ顔だ。
「ふむっ。主よ、この姿で説明してもわからないか?」
「ま、まぁね。今一、ピンと来ないし…」
「わかった。じゃぁ〜こうすればいいわけか」
そう言った竜は物凄い光を放つ。僕は瞬間的に目の前が真っ暗になったけど、すぐ見えるようになった。何だか暖かい光が中心に集まっていくような…
中心に光が集まると、すーと人の形になっていく。
「わっわっ?だ、誰だ、お前は?」
「うふっ♪主よ、はじめまして。私は竜族のエリル。あなたに従う者…宜しくネ♪」
「エ、エリル…?」
目の前にはどう見ても僕と同じような年頃の女の子がいた。ブルーの瞳と長い髪。整った容姿で…うん、凄くかわいい。
「ごめんなさいね。本当ならこの姿なんだけど、主がどんな方かわからなくて…」
顔を真っ赤にしているエリル。わわっ…恥らう姿も何だかドキっとするなぁ。

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