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竜使いの少年
官能リレー小説 - ファンタジー系

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竜使いの少年 50

搾乳ギルドに誘拐され、陵辱され、人知れぬ場所で搾乳奴隷にされてしまうのだ。
ギルドに話を通すことのできる権力か、財力を持つ商人や貴族に嫁ぐのであれば、平穏は約束される。
そんな相手に見初められる事など、有り得ない幸運である。
もちろん、表面上はギルドが関与する証拠は表に出ない。
しかし、ギルドの暗躍は誰もが知る常識であるのだ。

「さて、福音伝道の最終段階に入ろうか。教母様、貴方が純潔を守ってきた理由を、判りやすく説明してください」
「あなたの為です。あなたに純潔を捧げて抱いていただくため、子種を授けて頂くため守ってまいりました」
「子供が欲しいの?」
「欲しい!赤ちゃん欲しいの!三百年ずっと欲しかったの」
彼女がずっと心に秘め、諦めていた願望だ。

尼僧院では、夫の暴力から逃げてきた女や、竜王国王家から厄介払いされた妊婦が保護される。
処女率が高い反面、乳児に触れる機会も多い場所なのだ。
そんな場所に暮らす女が自分の子を願うのは、自然な心の動きといえよう。

「ふぅ、また豊の不可思議ラブエロ時空が発動したね…。どうして、出会う人、物事が彼の望む方向に捻じ曲がるのやら」
「ご主人様の周りには、感知不能な事象改変能力が働いているのかも知れません」
エリルとアリスが、そんな感想を漏らす。
何しろ純潔と貞節の神殿が、悪魔崇拝者(サタニスト)もびっくりの淫祠邪教の神殿に変わってしまったのだ。
白を黒と言いくるめ、黒を白と申告させる手際は、長年に渡って黒ミサの祭司を司っていたのでは無いかと思わせる。

黒ミサの祭壇もとい、ベッドの上では、豊とゼリアが濃厚な口付けを交わしている。
見守る信徒達も、すっかりピンク色の空気に飲まれている。
ゼリアに感情移入した彼女らは、豊に子作りを誘われたら二つ返事で承諾するだろう。

「判ったよ、作ろう、僕らの赤ちゃん。きっと、可愛い子ができるよ」
「ああ、嬉しい…」
「上に乗って、自分から挿入して処女を捧げるのと、抱きしめられながらとどちらがいい?」
「普通に前から、抱きしめてください」
ゼリアの要求にしたがって、少年は優しく抱きしめながら挿入していった。
ピリッと処女膜が裂けると、あとはヌルンと奥まで飲み込んでしまった。
処女膜の感触も十人十色だなと思う、豊である。

「可愛いよ、ゼリア」
「だから、私みたいなオバさんに可愛いって言わないで」
「オバさんじゃないよ、最高に可愛くて素敵な僕の妻だ」
お前は何人妻が居るんだよと、突っ込みたくなる少年の発言である。
初心なゼリアは、まんまと騙されて目を潤ませた。

それから二人は、ぬっぽヌッポぐっぽグッポとピストン運動に励んだ。
多少、ゼリアが痛そうな表情を見せる事があるが、激しさは増す一方だ。

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