PiPi's World 投稿小説

竜使いの少年
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 10
 12
の最後へ

竜使いの少年 12

30秒ほどで満足して引き抜こうとすると、外れない。
がっちりと蟹バサミされていた。

「ちょ、おま、離せ、離して下さい」
射精衝動が収まった後の強制搾精は、気持ちよすぎて苦痛を感じる。
射精を止めたいのだが、ハムハムスリスリと射精を要請されると竜の本能が無条件に応じてしまう。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ〜〜〜〜」
変身限界まであと30秒。
人間に戻ったときに蟹バサミが継続していたら、骨盤が粉砕されてしまうだろう。

「喰らえ!『アクメ』!!」
性的絶頂を強制する即興魔法を放つ。

「ひぎぁぁああぁあ!」
ビクンビクンと震えながら白目を剥いて噴乳するエリル。
失神してくれたおかげで、ギリギリの所で脱出に成功できた。

体を覆っていた外骨格がスルスルと縮み、胸鎧に戻ってゆく。
全身を巡っていた竜の力が消えて冷静さが戻ってくる。

「やっちまったぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!」
思わず絶叫する。トンでもない初体験を経験したものである。
完全にドラゴン的発想に染まって、お馬鹿なノリの交尾をしてしまった。

「ま、仕方ないか。後悔して過去が変わるわけでなし。それに…」
竜的発想をするなら、エリルは怒らないだろう。むしろ、喜んでくれる。
彼女のオープンエロな性格はドラゴンだから。
破廉恥な言動は、豊の気を引くための求愛行動だった。

身元不明の女に関しては…戦利品?
変身時の発想を思い出して、自己嫌悪に陥ってしまう。
まぁ、殺してしまうよりマシだと思っておこう。
洗脳したから、これ以上悪さをしないだろうし。

最大の問題は…排卵臭だよな。
あの匂いが本物なら、二人とも確実に受精してる。

「とりあえず長老さんに相談してみるか」
思い切りをつけるため、一人頷く。

無責任だが、悩むのを止めることにする。
責任を取ろうにも、自分が背負える限界を超えている。
それに、受精したとしても、必ず着床するわけではないだろうし。
外から見て膨れて見えるほど精液が詰まった子宮だから、運良く(悪く?)流れてくれるかもしれない。
まずはエリルを起こして、村の結界を解いて貰おう。

もう一つの大問題、初めての殺人の事を完全に忘れている豊だった。

部屋に戻った豊は身元不明の女と同じベッドで眠っていた。
長老に処遇を相談したら「奴隷にした牝は世話をするのが男の役目じゃろ」と一蹴されたのだ。
異世界での常識なのか、ドラゴン的発想なのかはともかく、世話役を拒否できないようだ。

疲れたし、夜も遅い。
膣内射精どころか、子宮内射精で強制受精させたのだから、一晩ぐらい一緒に寝ても関係ないだろう。
本音を言えば、オッパイふかふかで気持ち良いから抱いていたい。
…たった一日でドラゴンの流儀に慣れたようだ。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す