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大淫者の宿命星
官能リレー小説 - ファンタジー系

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大淫者の宿命星 8

「ふぁっ……はぁ、はぁ、はぁ、なんか身体が熱くなってきちゃった」
たしかにエロかわいい彼女がほしいと思ったことは、ある。むしろ理想の美人といえる。
俺は彼女の腰帯の結び目をほどいた。
そして、上半身を起こして彼女の双乳を揉みしだきながら、彼女を仰向けに押し倒していく。
酔って赤らんだ顔で目を潤ませている彼女をながめているだけで、やたらと興奮する。

「そんなに見ちゃ……ダメぇ……は、恥ずかしい……あぁん……あっ……」
彼女の双乳を揉みまくりながら、悶える表情をじっと見つめている。かなり恥ずかしがっているのが、たまらない。
俺は床に放り出されている浴衣の腰帯で彼女に目隠しをした。あと、手首をきゅっと痛くないがほどけないぐらいに結んでみた。
「見られてるのが見えると恥ずかしいんでしょ、あと俺のをいたずらするから、手首も結びます」
そうしておいて、奥に用意された蒲団の上まで、がんばってお姫様だっこして運んだ。
もっと重いかと思ったら、そうでもなかった。
蒲団の上で、乱れた浴衣姿で目隠しと手首を拘束されて、無防備で横たわる彼女。
なかなかこれはいい。写真を撮影したら、いい写真が撮れそうな感じがする。



昨夜の彼女の愛撫を受けながら、わかったことはいくつもある。
愛撫は次にどこを責められるのか、でたらめてはなく愛撫の流れが必要なんだ。
わかりやすい敏感な部分は、あまり弄らないで、じらされるほど、意識しがちなこと。
わかりやすい部分を責めるときは、いかせるぐらい丹念に責めるべきだ。
そうしたことをふまえて、彼女の唇を奪うところから始めた。そして、キスを終えると彼女の右耳に軽く息を吹きかけた。
撫でるときは指先が触れるか触れないかぐらいで、柔肌を撫めまわす。
乳房には触れない。鎖骨のくぼみなど人の骨ばった部分を舐め、柔肌を撫でまわした。
へそまで責めたら右側の上半身から左側の下半身へ、もちろん、股間の敏感な肉真珠やわれ目は弄らずに、脚のつけね、太股やふくらはぎ、左足首や小さな足指の間までじわじわと、触り、舐め、しゃぶり責める。
左足の次は右足へ、今度は這い上がるようにへそまで、時間をかけて責める。
そして、左側の上半身へ。もちろん、まだ乳房や先端の小さな乳苺は責めない。
何度も何度も途中でじらされまくって喘ぐわずかに開いたに唇キスをする。
左耳まで愛撫したら、頬を撫でる。
右手、左手、唇、この三つをそれぞれちがうルートであまり肌は密着させずに愛撫する。
彼女が寝返りみたいに身体のむきを変えたら逆らわずに、そこで責められる部分でルート変更する。
全身をマッサージするイメージで、じわじわと責めまくる。彼女は身体中を見つめられている感じがするはずで、汗ばんでしっとりとした柔肌のあちらこちらが過敏になっていく。
キスをして舌を入れると、彼女が積極的に激しく舌を絡めてくる。
まだまだまだ、我慢、我慢。
彼女が少しずつじらし続けられて、肌を密着させようとしてくる。でも、抱き締めたりしない、敏感な乳苺が触れそうになると離れて、他の部分を責める。
「すごくやらしくて、でも、きれいだよ」
「はぁん、あぁっ、あぁっ……すごく見られてる感じがするの……あっ、んっ……」
次にどこを責めてくるのか、なんとなくわかるってことは、そこが見られてる気がするらしい。
たとえば、足指を責めているのに、手をのばしても髪を撫でたり、首筋を撫でたりできない。
責められる範囲も限りがある。




声をかけることもたまには大切だ。
ただ頻繁すぎると集中できなくなるけど。
そのかわりにキスを何度も何度もすること。
あとは昨夜思ったことだけど、舐められた肌の部分の唾液が乾くと痒く感じたりする。
俺はよく絞った濡れタオルを彼女からそっと離れて用意して急いで戻る。
彼女は自分で目隠しを外すこともできる。見えれば手首の結び目も口ですぐほどける。
彼女はおとなしく待っていた。よし、よし。
「ひゃっ、冷たい、なに?」
「舐められすぎて、つばのついたところ、痒くなってるかなって、濡れたタオルで拭くよ」
「ん、わかった。ふふっ、お願いします」
俺は身体を愛撫したところを本当に力を入れないで、優しく拭いていく。拭くのが目的じゃなくて、指や唇や舌じゃない感触で愛撫するためだ。



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