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大淫者の宿命星
官能リレー小説 - ファンタジー系

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大淫者の宿命星 1

人は天命によって生きる。自分がどんな宿命星の者なのか知る者は少ない。知らずに宿命星に逆らって生きていれば何事もうまくいかない。
俺もそうだった。
占いなんて信じない、神を信じるのは神頼みをするときだけ、そんな感じだった。
「ちょっと待って」
ある日の夕方、俺はバイト帰りに知らない女性に声をかけられた。立ち止まったのは、腕をつかまれたからで、機嫌が悪い俺は「は?」とにらみつけた。

一時間後、俺はこの声をかけてきた女性に誘われるままにラブホテルで、勃起したものをしゃぶられていたのだった。
見た目は三十歳ぐらいで少し俺より歳上で、人妻かなと思ったが、顔もどこかで見たことがあるような気がするぐらい普通な感じだった。
「どっかで会ったことあったっけ?」
「そう思う?…:…ちゅっ、れろっ、ぢゅぷ、ぢゅぷ、ふっ、ふっ、んっ、んんっ……」
頭をつかんで腰を突きだしたまま、踏ん張った感じで彼女の口の中に射精した。
アダルトDVDの女優に似てると思ったときには、彼女は俺の精液を吐き出さずに飲み込んでいた。


「ええっ、ちょっと、失礼ね……」
やっぱり、少し怒ったみたいだな。特に話すこともないので、俺はいきなりナンパしてきた彼女に「AVとかに出演したことないですよね?」と聞いてみた。
「そんなに私に似てる人いるの?」
「えっと、これ」
俺は携帯電話にダウンロードしてあるアダルトDVDのサンプル動画を彼女に見せてみた。
「そんなに似てないじゃない。髪型とか一緒だけど……こういう人が好みなの?」
彼女が他の動画もチェックし始めたので恥ずかしくなり、携帯電話を取り上げた。
「そんなに照れなくていいじゃない。私のお口に出したくせに……ふふっ」


そう言われ、携帯電話を彼女に手渡した途端に着信音が鳴り出す。
彼女があわてて携帯電話を手渡す。
「あー、かあさん、友達と会っちゃってさ、ごはんいいや。……デートじゃないから。なんか電波悪くてよく聞こえないや。とりあえず切るから。……だから、ごめんって、じゃあ……」
まだ母親が電話のむこうで何か言っていたが、スルーして通話を終えた。
去年、仕事を辞めてバイト生活になってから実家に転がり込んで暮らしている。
その様子をみて彼女がクスクス笑いながら「マザコン?」と言った。
俺はしぶしぶ彼女に一身上の都合を説明した。なんとなく情けない気分になった。
「しょうがないんじゃない。バイトじゃ家賃とか払うのも大変だろうし」
そう言ってから、彼女は抱きついてきてキスをしてきた。それも濃厚な舌を絡めてくるキスだ。



そこからは、おたがいの体をまさぐりあいながら、彼女が俺の腰に跨がり騎乗位で腰を揺らして、俺が我慢しきれずに射精するまで会話はなかった。
「中に出したら、妊娠しちゃうじゃない」
「あ、ごめん」
「ゴムは使わない人なの?」
「あまり……」
「しょうがないなぁ、もう」
彼女は俺の気まずい雰囲気を感じたのか、あきらめたのか、それ以上は何も言わなかった。
ひさびさのセックスで、まだ出したらもったいないと思うのに、彼女の膣穴が絡みつくみたいな、搾られるみたいにすごく気持ちよくて、腰を突き上げてそのまま出してしまったのだ。

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