PiPi's World 投稿小説

勇者のお供はボテ腹妊婦達
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 20
 22
の最後へ

勇者のお供はボテ腹妊婦達 22

普通、こういうときの正しい反応はパニックになったり気絶したりと、とにかく目の前の光景を拒絶することだろう。
しかしここは地球ではない。ここは超のつくくらいエロエロな世界である。
出会いがしらに5Pを見たところであわてたりしない。

「あ、ごめんなさい〜。お取込み中でした〜?」
「いえいえ、お気遣いなく。ほら、フェレンさん?後任の方がいらっしゃいましたよっ」

何事もないかのように返事をすると、リュートはフェレンの尻を軽くたたく。
しかしこれまでに何度もイカされ続けたフェレンはすでに忘我の境地。
わずかに身体を震わせるだけで、しゃべる気配はまるでなかった。

「あちゃ〜・・・ヤリすぎたか。
 すみません、フェレンさんが回復するまで、ちょっと中で待っていただけますか?」
「いいですよ〜。・・・あなたにも興味出てきましたし〜♪」
「はい?何かおっしゃいました?」
「いえ〜?何も〜?」

後半のつぶやきをごまかしながら、後任のシスターはリュートの案内で中へと進む。
その目にシスターにあるまじき、飢えた獣のような光を宿しながら・・・。
事務室への道すがら、リュート達は簡単な自己紹介を済ませる。
新たに派遣された5人は、神父のジンとその妻でシスターのココア、ラテ、シェリー、ラムと名乗った。

「あっ、ここが事務室です。えーと、必要な書類は確か……」
「ところでキミは……面白い力を持っているらしいじゃないか?」
「えっ、面白い?」

ジンの突然の質問にリュートは驚く。

「噂は聞いているよ、キミとセックスした女達がどうなったのかね」
「その力、羨ましいですわ〜」
「どうかな、私の妻達と一発やってくれないか?
 私の見立てが正しければ、キミとセックスをすれば私の妻も……」

ジンとその妻達はリュートを取り囲むと、妖しく微笑みジリジリと詰め寄った。

「え?え?ちょ、ちょっと待ってくださいよ。
 おもしろい力っていったい何のことだか・・・」

何やら危ない空気を察知したリュートは、無意識のうちの後ずさる。
だが時すでに遅し。退路はジンの妻たちによってふさがれている。
助けを呼ぼうにもフィオナたちはヤリすぎで気絶中。
教会は村のはずれにあるので、大声を出したところで誰も来ない。
まさに絶体絶命の大ピンチである。
じりじりと包囲網が狭められていく中、ジンは不意に立ち上がり、その場を後にしようとする。

「あら〜?旦那様、どちらへ行かれるのですか〜?」
「何、私だけおあずけを食らいたくないのでね。フェレンくんたちに相手してもらおうか・・・とね」
「・・・・・・ッ!?」

その言葉にリュートの目の色が変わった。
青ざめた顔が真っ赤に染まり、相手を射殺さんばかりの殺気を込めてジンをにらみつける。
その姿は哀れな小動物から一転、スキあらば敵を食い殺さんとする、獰猛な肉食獣であった。

「おまえ・・・!姉さんたちに何をするつもりだっ・・・!?」
「ナニをするつもりだよ。君の奥さんたちが大事なら、さっさと妻たちを満足させてあげることだね。
 もっとも、彼女たちは本山で厳しい修行を重ねてきたシスターたち。
 おまけに私のお手つきと来ている。そう簡単に満足させられるとは思えんがね」

挑発的な物言いにリュートは殴りかかりたい衝動に駆られる。
だがジンの妻たちがそれを許さない。そして無情にもジンは部屋を出て行った。出て行ってしまった。
早く目の前の女たちを何とかしないとフィオナたちがどうなるか、わからない。
相手は教会の本山で鍛えられたシスター4人。しかも人妻。
処女膜を破られた女は、処女を奪った男以外の男にはあまり快感を覚えなくなる。
例外があるとすれば魔法を使うか、処女を奪った男を殺すしかないのだが、そのどちらもリュートにはできない。
しかしヤる以外に姉たちを守る手段はない。
リュートは意を決して自らの服に手をかけた。
妻である姉たちの貞操を賭けた勝負の始まりであった。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す