異色の瞳 10
ぎちぎちと強く締め付ける感触はまるで締め潰さんばかり。
男の子とのセック○なんて、考えもしなかった。
強烈な締め付けに立ち向かうように、ゼロの腰が前後する。
「やべえ、さっきより気持ちいいかも・・・。」
沸き立つ興奮は、はじめてのセッ○スだったフィウとの時のことを押し流すように強く。
腰のぎこちない動きが男の子の幼いペ○スを揺らす。
「はあ・・・・はあ・・・・」
男の子は眠ったまま呻いている。その上でゼロの喘ぎ声が漂っている。
いまや彼の心は、自分がどこにいるのかも判らないような気分だった。彼の知識では男同士でするのは聞いたことも無く。
「ああ・・・・なんなんだ・・・すげえ・・・」
どんどんと興奮が増して行き、一緒に快感を引き上げてゆく。
激しい快感と興奮は、もうなにがなんだかわからない。
そして、彼のペ○スが唐突に。
「うあああっ!!」
男の子の中で、唐突に弾けた。
だく、だく・・・・・
意識が、いや、魂が抜け落ちるような快感と共に激しく吐き出される精子たち。
びくんびくんと、巨根はしびれるような快感を全身に伝えていた。
薄れ行く意識の中で、ゼロの瞳には女の子のような白い肌をした男の子のつらそうな顔が映っていた・・・・。
「ゼロ君!ゼロ君!・・・・」
「ああ・・・??」
彼が目を覚ますと、視界にまず入ってきたのは、医者の顔だった。
「僕は・・・・・あの男の子は・・・?」
「君自身は健康・・・なのだろうな。おそらくは・・・。それより、あの子は・・・・・・・・・」
慌てて周りを見る。
さっきとは別の部屋に、彼は寝かされていた。男の子はいない。
「一体君は、あの子に何をしたんだね?」
「何って・・・・ただ、魔物がしてたように尻に僕のを突っ込んで・・・・。」
「射精した・・・・それだけかね?」
「あ、ああ・・・・・。興奮のあまり、よく覚えてはいないけどな。」
さすがにゼロもやり取りの妙さ加減に気付く。
「いったいなにがあったんだ?」