異色の瞳 90
「うっ・・そろそろ出すぞライムっ!」
「来て!あたしの中に出してっ!!!」
可愛く精液を求めるライム。
星空の下、ゼロがラストスパートをかける。
ずちゅずちゅずちゅ・・・・
「ひゃあああん!!!!」
ライムがまず絶頂し、その締め付けでゼロも絶頂した。
「うぐっ!!」
ゼロの腰が脈動し、多くの精液をライムに注ぐ。
「はああん・・・」
ライムは脱力し、絶頂の証に大汗をかいている。
汗の粒が、その綺麗な肌にいくつも浮かんでいる。
「お兄ちゃん・・・よかったよ・・・・。」
ライムの幸せそうなセリフに、自らの幸せも感じるゼロであった。
しばらくして。
幸せな絶頂感に浸っていた2人も、流石にいつまでも野外でこうしているわけにもいかず、皆の元へと戻った。
そして、朝がやってきた・・・・。
「嘘っ!これ、ライム君?」
フィウが驚く。
「私とおんなじくらい可愛い!」
レオナが感嘆している。
レースも、「うわぁ、可愛いわあ!」
笑顔でライムを見ている。
皆が女の子になったライムの可愛さを褒めるのを眺めつつ、ゼロは昨夜を思い出していた。
ピアスを着用してHすると、女になった相手を男に戻せるとの触れ込みだった。
その通りの効果は発揮したのだが、ゼロがピアスを再着用しようとしてよく見てみると、ピアスの途中がねじ式に回転するようになってあり、「護」「女」「男」「復」「固」の5語が書かれていて、回転側に刻まれた矢印は「復」を指していた。
「ひょっとして・・・・ひょっとするかもな・・・。」
今ゼロは、あえて矢印を「女」にしてピアスを着用している。
騒ぎが静まり、ゼロ達は馬車に乗って街道を進む。
川沿いに続く街道筋は、時折隊商や武者修行中の武人や、定時伝令騎馬兵が通っていた。
そして昼。
「そっち行ったぞ!」
「任せろ!」
ばしゃっ!
ゼロは川魚を捕まえた。
川魚を焼き、パンなどとともに食べる一行。
天気も良く、楽しい昼食だ。
「はー、美味かったぜ。」
とセフィル。
「ゼロがいい魚捕ってくれたからね。」
フィウたちに褒められてゼロは機嫌が良かった。
そこに、ゼロの隣にいたヤルが・・・。
「ねえ・・・・・」
「ひょっとしてあれか?じゃ、ついてこい。」
ヤルの瞳をみて、何がしたいのか悟ったゼロはヤルとともに森の中に少し入った。
他の連中は待ちがてら休憩だ。