異色の瞳 80
そして、簡単に上り詰めてしまう。
「くぅッ…ぅ…」
声を出すのを堪えて達する。
膣にあるゼロのペニスを思い切り締め付けているのが、何となく感覚で伝わってくる。
それでもゼロはまだ達しない。
数十分かけて膣肉で扱いているも、やはりペースが遅いせいか、達するまでの刺激にはなっていない様子であった。
一度達してしまったフィウは、一人で達してしまった事に虚しさを覚え、ゼロを起こしても構わないから、一緒に達したいと激しく腰を動かし始める。
次第に快楽に歪み始めるゼロの表情に、満足しつつも更にペースを上げる。
亀頭の半分程まで抜き、一気に子宮口まで飲み込むのを繰り返し、ゼロを頂上へと導く。
そしてフィウが二度目の絶頂を迎えようとした瞬間、ズンッと奥まで突き上げられて達すると共に、ペ○スが跳ね暴れて熱いモノを滾らせ始めた。
一緒に上り詰めた達成感と、注ぎ込まれる熱い精に満足し、ゼロの上に覆い被さる。
「フィウッ!?」
射精する瞬間に目が覚めたゼロは、驚きの声を上げた。
「あ、起こしちゃった…?」
「そりゃぁ…まぁ〜…ってか、僕が寝てる間に何してんの?」
ゼロは顔こそはニコニコしているものの、少々怒気も感じられた。
「だっだって、ゼロが硬くしたの押し付けて来るんが悪いんだもん!」
フィウも負けじと声のボリュームを上げて言う。
「ばッ!だっ誰がそんな事…」
あくまで容疑を否認するゼロだが、語尾が尻すぼみになる。
朝勃ちするのを思い出したせいだからだった。
何故か込み上げる悔しさに悪戯心も加勢して、フィウの膣で未だ硬さを保ったままのペ○スを動かし始める。
「やッ!ゼロ、止めて!」
「一人だけ楽しんだ罰。僕も楽しませてもらうからね!」
そう言うと、フィウに喋る事を許さないかの如く、ハイペースで突き上げる。
それはフィウの子宮を突き破らんばかりの勢いで暴れ回る。
「あッ、あッ、あッ、はげッし…」
「寝込みを襲った罰だからね」
大きく鰓の張った亀頭がフィウの肉壁を刔る様に擦り立てる。
だが、暫くするとそのままのペースを維持するかと思いきや、突然ペースが落ちる。
「…?」
激しさが止んだ事に物足りなさを感じたフィウは、ゼロに視線で訴える。
「大丈夫。ちゃんと気持ち良くしてやるから」
そう言いながら、鰓の張った雁首で内壁の一部を強く擦り上げる。
「ひッ!?」
そこはフィウの膣壁で1番感じる所。