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異色の瞳
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異色の瞳 78

そう言いながらゼロもライムの名器に絶頂を迎えようとしていた。

「ライム、ライム!僕、そろそろ、いいか?!」

「あ、あぁ、ゼロ兄ちゃん!激しっ!す、すげぇっ!!」

パンパンとぶつかる音が響く。ゼロもライムも汗を滲ませている。

「や、やばっ!そろそろ…ライム、出るっ!!」

「お、オレも!また!変だよぉ!!ゼロ兄…っ!!」

「出すぞ!出るっ!!!」

「あっ!!!!あああぁぁぁっ!」

同時だった。
二人とも己の性器から大量の精液を放出した。
ライムは再び自分の身体いっぱいに。ゼロは小さなライムの中に。


・・・しばらく重なり合った後、その逸物をライムから引き抜くゼロ。ゴプッと溢れる精液。

「ハァハァ…ゼロ兄ちゃん…すげぇ良かった…」

「…僕も、気持ち良かったよ、ライム…」

「…へへっ、セフィルもこれくらいになってほしーぜ…さい…こぉ…」

「…ライム…?」

「…すーすー」

ライムは事が済み、寝息を立て始めた。強力な力を持った魔と龍の混血も、今は只の少年なのだ。

「…へへっ、まだ子供なんだな」

優しい笑みを浮かべると、ゼロも軽く目を閉じた。

・・・・・


しばらく仮眠を取り、セフィルのところへ戻ったゼロ。セフィルは相変わらずの様子だ。

「もう、フツーに寝てるだけみたいなのにね。」

フィウが欠伸をしながら話す。

「…普通に寝てるだけだろう。精力、体力を回復しているだけだ。明日には目覚める。」

デュークだ。彼も心配だったのか、村の書庫などで調べ物をしてくれたようだった。

「…セフィルやゼロを襲ったのは淫魔の類らしいな」

「淫魔…?」


ゼロが遠い目で過去を振り返った。
初めてフィウやエレンと出会ったとき。彼らはモンスターに犯されていた。

「フィウやエレンを襲ってたような?」

「…俺はその話は知らんが…そのへんのザコモンスターとは違うな」


「ボスってこと?」

「…そういう呼び方も出来るかも知れん。ゼロを確実に狙ってきたこともあるし…とにかく普通のモンスターとは魔力が違う…そうだったろう?」

ゼロは「ぎくっ」と目を背けつつ頷いた。

「た、確かに…モンスターとは思えないほど人間に近い形だったし…あいつを見たとたん動けなくなったし…」

「…とにかく気を付けなければならんな…」

皆それぞれが頷き緊張感が漂い始めた。


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