異色の瞳 59
ア○ルに太い枝が侵入し、前立腺を刺激され勃起させられると、別の枝がセフィルのペ○スをくわえ込む。
その枝の中は表面とは違い、柔らかく、樹液でねっとりとしていて、まるで女性器の様である。
ただ、ペ○スに加わる刺激は比では無い。
搾り取るとあるだけに、強烈に吸い上げられ蠢く。
まだ女性経験の少ない彼にとっては、壊れてしまいそうな程の強烈な刺激である。
「くあッ!やめッ!出るぅッ!」
早くも精を噴出させるが、木精獣は精液搾取が目的な為、休む事なく刺激を与え続ける。
「ひッ…ぁくッ…止まんねぇぇッ!」
吸い出されて行く感覚の中、体が酸素を欲して息が荒くなる。
それを狙っていたかの様に、口で息をするセフィルの咥内に太い枝が侵入する。
そして、樹液を流し込まれ、飲み込む以外に術が無く、飲み込んでいく。
少しすると、セフィルは体に熱を感じる。
それは徐々に、しかし煮えたぎる様に熱くなる。
ペ○スは痛い程に勃起し、射精衝動に駆られる。
そう、樹液の作用である。
超強力な精力剤であり、造精促進剤でもあるのだ。
(やっべぇ、これどうにかしねえとマジやべぇ)
セフィルは何とか脱出方法を考えようとするが、快楽のせいで上手く思考がまとまらずにいた。
樹液の作用により、ただただ絶頂に達し精を搾り出されていた。
力強く勃起していたペ○スにも痛みが走る。
と、ア○ルの前立腺を刺激していた触手がだんだんと膨張を始めた。
「んぐぅっ!」
木の枝ほどの細い触手だったものが大人の男性器並の太さにまで膨張する。
さすがにこれにはセフィルも顔を歪めた。
もともと経験が少ないセフィルにとって、ア○ルに与えられる刺激は強烈なのだ。
(あ…マジやばいんすけど…)
意識が朦朧としてきた。
木精獣達は捕らえた獲物の精を確実に吸収しつくしていた。
このまま快楽だけを味わい、セフィルは命が尽きることになる…。
(いやだ〜〜!死にたくネェ〜〜〜!!!)
その時!!
セフィルの願いが届いたのか木精獣がものすごい悲鳴とともに崩れ去った。
セフィルは繭から放り出され、あわてて周りを見渡す。
そこには二つの影が木精獣を根絶やしにしていた。物凄いパワーと魔法だ。
唖然としているセフィルに二つの影が近づいた。
よく見ると二人ともまだ子ども…エレンよりも年下であろう、10歳前後に見えた。
男の子と女の子で体格がまだかなり幼い。しかし人間で無い事がひと目で分かった。
悪魔のようなツバサと尻尾、そしてまるでコスプレの全身タイツのような衣装。
少年の方がセフィルを見つめてポツリ。
「だっせぇ格好。変態だし。」
一瞬セフィルは理解不能だったが、自分のことを言われたことに気づく。
「…っ?なんだってぇ?!」
「オマエだよオマエ!自分のカッコ見れってーの!」
「ぁん!!?」