異色の瞳 30
意識のないまま、少年は犯される。
勝手にしてしまうことに罪悪感を感じるし、彼自身は男には興味がないのであまり気が進まないながらも、彼は腰を振る。
しかもこうした少年がアナルセッ○スの経験を持つことは稀だから、締りが強くて動きにくい。
それでも少年の尻をつかみ、腰を突きこんでいく。
触手による粘液で、締め付けの強さからすると十分滑らかに出し入れができた。
「おお・・・・・」
次第に、快感が高まってゆく。
「すげえな・・・・・。」
「僕のときも、あんなふうに・・。」
横で見守るセフィルとエレン。特にエレンは男の子だったが、魔物に犯されたところをゼロの精液で救われたものの女の子になったのだった。
「おお・・・イきそうだ・・・。」
ずっ、ずっ・・・・・
搾り取らんばかりに強く締め付けるアナルへ、必死に腰を突きこんでゆく。
「おおっ!!」
びゅっ、びゅびゅっ!
少年に覆いかぶさるような形で、ゼロは少年の中に白液を噴出した。
「うわっ!!」
「うっ!」
セフィルもエレンも両目を覆った。
そしてゼロも。
何しろ、彼の精液を注入された途端、少年は白い閃光を発したのだ。
「畜生、何なんだ!」
強い光はすぐに消えず、視界を白くしてセフィルたちの目を眩ます。
「うう・・・。」
10秒なのか、1分だったのか、ようやく光が消えていった。
その時セフィルとエレンが見たものは、相手のアナルにペ○スを突き立てたまま覆いかぶさって意識を失っているゼロの姿だった。
「ぜ、ゼロさん!」
「おい、しっかりしろ!」
「ゼロさんを引き剥がしてください!」
エレンの指示に、ゼロを抱え起こす。
硬いままのペ○スがアナルから抜け、一筋の糸を引いた。
ゼロに犯されていた少年を抱えて仰向けにしたエレンが、言った。
「やっぱり僕のときと・・・。」
そう、この少年も、先ほどまであった男性性器を失い、年相応にやや膨らんだ胸、女性の象徴である股間の割れ目があった。
「おい、ゼロ!」
セフィルが呼びかける。