異色の瞳 27
皆がミント姫に向けて手を振る・・・といいたいところだったが、このとき御者を務めていたゼロだけは前を見ていなくてはならなかった。
「あたしたちが必要になったら、召しだしてくださいねー!」
フィウが叫ぶ。
彼らの姿が見えなくなるまで、ミント姫たちは手を振っていた。
王家用馬車から王家の紋章などを取り除いただけで、初期的なものながらサスペンションまである豪華な馬車はさすがに乗り心地がよい。
「こんなにいい馬車をいただけるなんて、僕たちは幸せ者ですね。」
馬車の事やらムーンパレスでの事を話しながら昼が過ぎる。
「そろそろ飯にしねぇ〜かぁ〜?」
ゼロの腹の虫が鳴くのか皆に言う。
「僕さんせぇ〜!」
セフィルが真っ先に賛同すると、フィウとエレンも賛成する。
食事を終え、一息ついていると、奇妙な音に皆聴覚が集中する。
「この音って…」
エレンが不安な様子で口を開く。
「多分…」
ゼロが肯定の言葉を放つ。
見通しの良い所で昼食を採ったのが幸いしたのか、離れた所よりモンスターがのそのそと近付いてきていた。
エレンとフィウが急いで移動できる様に片付けている間に、ゼロとセフィルは戦闘体制を整える。
「触手タイプがこんなとこまで来やがって」
姿がはっきり確認出来る位置まで近付くと、ゼロとセフィルは驚愕する。
「マジかよ…」
親子であろう女性と少女が捕らえられており、口と膣とア○ルを犯されていた。
母親であろう女性は既に孕んでいる様子で腹が膨れ、娘の方はまだ犯され始めたばかりなのか、処女の証である血液が流れ出ている。
「ヤバイな…急ぐぞッ!」
ゼロが言うと、セフィルは頷き一斉に飛び掛かる。
ゼロは母親を、セフィルは娘を拘束し、犯している触手を切り落とし、救出する。
セフィルがその二人を保護し、ゼロが触手の核へと切り込む。
「ぴぎいいいぃぃぃぃッ!」
モンスターは悲鳴と共に崩れ、水になる。
「ゼロッ!早く!」
親子の元へ駆け寄り、ゼロはズボンを脱ぎ捨てる。
全裸で拡がった膣口とア○ルからモンスターの精液を垂らしている光景をまじまじと見、勃起を促す。
先ずは妊んでしまっている母親の膣へと挿入する。
「セフィル!そっちの奴の膣にお前のを出してやって薄めててくれッ!」
「わッ分かった!」
と、改めて少女を見る。エレンと同じくらいか下かという幼い少女。膣口は拡がり、モンスターの精液が溢れ出し、処女の名残が混じっている。
ゴクリと喉を鳴らし、セフィルもズボンを脱ぐ。
歳相応のサイズよりも少し大きめなセフィルのペ○スは既に天を指している。
そしてゆっくりと少女の膣へと埋めていく。
「くッ…凄ぇ…」
モンスターに拡げられたとはいえ、まだ幼い少女の膣は、セフィルのペ○スを締め上げる。
「ぁ…はぁッ…」