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異色の瞳
官能リレー小説 - ファンタジー系

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異色の瞳 24

「ゼロ…」

漸くフィウの口から言葉が紡がれる。

「ははッ…見られちゃったな…」

立ち上がり、振り向いた顔は、いつも通りの表情に戻っていた。

「お前…本当にゼロなんか?」

剣にも既に金色の輝きは無い。

「ぁぁ…紛れも無い本物さ。時折あるんだ…こういうことが…」

「……」

「まぁ〜…取り敢えず戻ろう…あ、途中の川に寄ってくから先に戻っててくれ」




月明かりの中、川で綺麗な肢体を晒し、血を流す様は、何処か妖しかった。
「ゼロ…」

「?…フィウ…」

「血の匂いが気になっちゃって…水浴びに来たの…」

そう言ってフィウも裸体を晒す。

緩やかな流れの川にゆっくり入って行く。

「……悪かったな…変なもん見せちまって…」

「大丈夫だよ…また元のゼロに戻ってくれたんだもん」

「……」

「…恐かった…」

「…ごめん…」

「…あのね…ゼロ…」

「ん?」

「私…ゼロの事が好きかも…」

「は?」

「…なんかね…ゼロが居なくなりそうで恐かったの。
胸が締め付けられて苦しかったの…。でも、元に戻った時、凄く安心した…」

「…悪ぃ…俺、馴れ合いとか好きじゃねぇから…」

「嘘…本当は仲良くしたいのに、信用できない…でしょ?」

「ッ!?ちっ違ぇよッ!」

「ははッ!ゼロって解りやすいね」

「ぅ〜…この野郎!」

フィウに向かって思い切り水をかけてやる。

「きゃあッ!」

いきなりのことで、バランスを崩し、水の中へ倒れる。

「むぅ〜…!」

ゼロが目の前に来る。

「どうだ!僕をからかうとどうなるか思い知ったか!」
目の前で偉そうに仁王立ちするゼロ。
だが、彼は一つミスをした。

「ぅあッ!?フィウッ!」

「ひはえひひょ〜」
訳:しかえしよぉ〜

そう、フィウの目の前には丁度ゼロのペ○スが無防備に晒されていたのだ。
占めたと、それに喰いつくと、まだ萎えているソレを丁寧に舐め上げ、包皮を剥き上げて先端を露出させると、一気にくわえ込む。

「フィウ…やめ…あっ…」

どんどん硬く大きくなっていく。
完全に勃起をすると、今まで見た事の無い程の巨大なモノになっていた。

「凄い…」

「多分…血が騒いでたから…その名残だと思う…」

ゼロの息が荒くなり、瞳に雄の光が宿り出す。
川の中での戯れは、火照った体には丁度良い。

フィウの秘部へと指を入れると、ゼロの指の熱と冷たい川の水が入ってくるのとで、いつもと違う感覚が込み上げてくる。

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