異色の瞳 102
「このガキ…相当慣れてんな…」
再び男の呟きが聞こえてくるが、そのまま聞き流す。
ゼロは少女を出来るだけ気持ち良くしようと、緩急を付けつつもいやらしく腰をくねらせ、少女の胎内を掻き回していく。
程なくして、少女が二回目の絶頂を迎える。
「二回目」
ゼロはそう言うと、男に笑顔を向ける。
「ちッ…」
舌打ちする音が聞こえる。
「三回なんて余裕だよ」
ゼロは敢えて男を煽る様な言い方を選んだ。
男は、少女の三度目の絶頂を見届けながら広間を出ていく。
「ふう…」
目的は達成したので、ゼロはペ○スを引き抜こうとするが、少女が拒否する。
「貴方も…イッ…て…?」
そう言って、ゆるゆると腰を振る少女。
「…解った」
少女がそう言われて断るのは男が廃ると思い、ゼロは少女に応える。
少女の膣は、ゼロのペ○スに大分馴染んでいるので、最初からハイペースで飛ばしていく。
「イクよ…」
程なくして、ゼロが射精を告げると、少女の最奥を突き上げ、子宮内に直接注ぎ込む。
パンッ
乾いた破裂音が聞こえた瞬間、少女を地面に突っ伏せさせ、ゼロは身体を捻って軌道内から外れ様とする。
だが、一筋ゼロの左脇腹に血の筋が浮かぶ。
「ちッ」
一瞬間に合わなかった。
音のした背後を振り返ると、先の中年の男が銃をゼロ達に向けていた。
その周りに十数人のガラの悪そうな取り巻き達を従えて。
「良く避けたな」
「へぇ〜…上客に対しての対応がコレなんだぁ〜…」
「悪く思うなよ?お前ぇ〜みたいなガキが秘密を守れるとは思えねぇ〜からよぉ〜」
「ハッ!良く言うよ。金に目が眩んだだけのゲス野郎が」
「生こいてんじゃねぇーよガキがぁッ!」
取り巻きの男達が一斉にゼロに向かってくる。
しかし、ゼロは取り巻き達を素手で、軽々と倒していく。
「相手は丸腰だぞッ!てめぇらなにやってんだッ!」
中年の男に言われ、取り巻き達は奮闘するが。
これまで、魔属と戦ってきたゼロにとっては武装しているとはいえ、ただの人間、相手にもならない。
しかし、相手の半数を倒したかと思った瞬間ゼロの身体に異変が起こる。
「はっ、くぁっ、なんだこれ‥‥‥」
ゼロの足元がふらつく。