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メロン・ワールド
官能リレー小説 - ファンタジー系

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メロン・ワールド 75

「そうなのか?」
『そうだよ。どっちにするの?』
「……じゃあ、前の方で」
『うわっ。御主人様の鬼畜ぅ。そんなにボクを妊娠させたいんだね』
そう言いながらも、ミュラは嬉々として貝丞のペニスを手でしごき始めた。固くなると、自分の膣口に先端にあてがい、一気に腰を沈める。
『あぐっ! 気持ちいい……』
「ううっ……」
簡単に射精しないよう、貝丞は踏ん張った。ミュラの肢体、特に規格外に大きな乳房が邪魔で、テーブルが全く見えないが、イルジーマが料理を口まで運んでくれるので、食事は続けることができた。
『あっあっあっ、気持ちいい……』
テンポよく腰を振りながら、ミュラが喘ぐ。そのとき、部屋の扉が勢いよく開いて、ラグーナが中に乱入してきた。
『ちょっと! あたしが失神してる間に、何勝手に御主人様のお世話してるの!?』
自分のいないところで、貝丞が餌付けされるのが気に入らなかったらしい。ミュラをも遥かにしのぐ巨大な乳肉を盛大に揺らしながら、彼女は貝丞に走り寄った。
「ら、ラグーナ!?」
『げっ、もう復活したの?』
『ラグーナ様!』
『さあ御主人様、食べて喉が乾いたら、あたしのおっぱいを飲んでください』
そう言うと、ラグーナは貝丞の頭を掴み、強引に乳首を口にねじ込んだ。
「むぐっ!」
少し貝丞が吸い込んだだけで、大量の甘い乳汁が口の中に流入してくる。それを飲み下した貝丞は、急に性欲が高まるような気持がした。ペニスがますます固くなり、ミュラの喘ぎが盛んになる。
『あうううっ! 御主人様のおチンポ凄すぎ……』
『御主人様、乳首気持ちいいです! もっとラグーナの乳牛おっぱい吸ってください……』
「むぐ……まずい、そろそろ出る……」
その言葉を聞いたミュラは腰を深く沈めて小刻みに動かし、貝丞のペニスが抜けないようにした。
『御主人様っ! 御主人様の子種汁、ボクの子宮にちょうだいっ!』
――中で出していいのか……?
ぼんやりした頭で迷った貝丞だったが、結局ミュラの膣内に射精してしまった。その瞬間がくりと体の力が抜けた。倒れそうになるのを、後ろに控えていたイルジーマに支えられる。
『御主人様! しっかり!』
貝丞は、イルジーマの方を向いて言った。
「御馳走様、おいしかったよ……腹一杯だ。いろんな意味で……」

食事の後は、流石に、と言うべきだろうか、休憩が取られた。床に横たわった貝丞は、イルジーマの膝枕に頭を預け、体の力を抜いてリラックスしていた。
「…………」
いくらもしないうちに、貝丞はうとうとと微睡みそうになる。食べてすぐ寝ると牛になる、とは言うが、食事の間中ずっと空気椅子の体勢で、なおかつミュラの体重を支えていた貝丞は心身に受けた疲労が激しくて、とてもそんなことは言っていられなかった。
貝丞から少し離れたところには、彼の男根によって絶頂に導かれたミュラが失神して横たわっていた。

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