メロン・ワールド 87
数分後、全裸になった貝丞は腰をかがめ、メイリーンの右乳首をしゃぶりながら左乳房を右手で揉んでいた。例に漏れずピアスの付いた乳首は、コチコチに勃起している。
「あああぁん……貝丞君、オッパイいじるの上手……」
乳首を唇や舌が這い、乳房が手によって歪むたびに、メイリーンは悶えて声を漏らした。そんな2人を、ラグーナは腕組みをして監視している。今のところ、何かする気はないようだ。
「んんっ……気持ちいい……」
メイリーンは両手で貝丞の頭を抱え、離れないように引き寄せていた。しばらくするとその手を離し、床に膝をついて貝丞のペニスを手に取る。
「ふふっ、思っていたよりずっと立派だわ……」
そのまま、ためらうことなくペニスを口に含んで舐め始める。卑猥な水音が響き始めた。
ジュルッ……ジュルル……
「ううっ……メイリーンさん、そんな急に強く……」
「ふふっ、気持ち良くなってくれてるのかしら? 嬉しいわ……」
早くも貝丞のペニスは大きく膨張していた。そのペニスをメイリーンは再度しゃぶり始める。
「んっ……おいひ……」
「ううっ……むぐぐっ!?」
不意に貝丞は、顔が右側に回されるのを感じた。見ると、目をうっすら閉じたラグーナの顔が大写しになっている。キスされていた。
「ん〜っ、んんん〜っ」
「むぐぐ……」
どうやら、早くも自制心が尽き果てたらしい。ラグーナは躊躇なく舌をねじ込み、貝丞の口内を舐め回した。
「んんん〜っ」
「んぐぐ……」
「?」
異変に気付いたメイリーンが上を見上げる。彼女はたちまち抗議した。
「ちょっとラグーナ! 何してるのよ!? これは私と貝丞君の……」
「うるさいわね! こんなの我慢できるわけないでしょ!」
抗議を一蹴したラグーナは、電光石火ドレスを脱ぎ捨てて全裸になった。そして貝丞の頭を押さえ付けて自分の胸に抱え込む。乳肉の感触を堪能させつつ窒息はさせないという、絶妙な力加減だ。
「御主人様あ〜私のオッパイの方が大きくて柔らかいですよ〜」
「なっ!? 私だって!」
メイリーンはフェラチオを中止すると、その大きな乳房で貝丞のペニスを挟み込み、上下に揺さぶり始めた。これで貝丞は2人の美女から、顔とペニスを同時にパイズリされる格好だ。
「うぐっ……す、凄い……」
貝丞の興奮は否応無く高まっていく。ラグーナもまた気分が高まったようで、早くも乳頭から白い液体を垂らしていた。彼女は親鳥が雛に餌を与えるような当り前さで、乳首を貝丞の口に含ませる。貝丞もまた半ば条件反射でラグーナの乳首に吸い付き、母乳をすすり始めた。
「んぐっ……」
「ああああぁ……御主人様ああああぁ」
しばしの間、貝丞専用のミルクタンクに身を落す快楽に酔い痴れていたラグーナだったが、不意に吸引が止まった。
「?」
「あ、あ、あぐうっ……」
いつの間にか、メイリーンの乳房が精液まみれになっていた。巨大な乳肉の圧力に耐え切れず暴発した貝丞の欲望を、一滴残らず受け止めたのだ。
「ふふふ……貝丞君、凄くいっぱい出たわね……私のオッパイにこんなにかけてくれて嬉しいわ……」
目を細めて微笑むメイリーン。逆に愉しみを中断されたラグーナは、呆れたような口調で言った。
「メイリーン……まだ処女だからしょうがないけど、あなたパイズリ下手ねえ……出していただくまでに時間かかり過ぎよ。私なんかその気になれば、挟んだ瞬間に射精していただけるわ」
「なっ!? ラグーナだってついこの間まで処女だったじゃない! 何先輩ぶってるのよ!?」
もちろんそう言われて黙っているメイリーンではない。猛然と言い返すが、ラグーナは相変わらず余裕をぶちかました。
「まあ、実際に先輩だしねえ……御主人様に喜んでいただく術を身に付けるのに、十日近くの差は大きいわよ」
「言ったわね! じゃあどっちが貝丞君にたくさん射精してもらえるか勝負よ!」
「望むところよ!」
貝丞君がラグーナを満足させられる男なのか確かめるというメイリーンの建前は、早くも崩壊していた。二人は壁に両手を突いて尻を突き出すと、少し腰を落とし、生殖器の入口を貝丞のペニスの高さにセットする。
「さあ、貝丞君!」
「御主人様、どうぞ!」
「あのう……何回射精するかっていうのはちょっと……二人仲良く1回ずつっていうのはいかがでございましょうか……?」
「「早く!!」」
「…………」
これでは仕方がない。貝丞は、未だ硬さの残るペニスの先端を、ドロドロに濡れたメイリーンの入口にあてがった。
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パァン! パァン! パァン! パァン!
「あああああああぁ気持ちいいいいいいいぃ!!」
数分後、貝丞はメイリーンを後ろから突き、歓喜の叫びを上げさせていた。破瓜の痛みもあまりなかったらしく、貫通直後からこの調子である。
もちろんそれだけだとラグーナから不満が出るので、同時に右手はラグーナの乳首を摘まんでしごく。ラグーナは弄られる乳首から母乳を垂れ流して悶絶していた。
「ああっ……ああんっ……御主人様ああぁ……」
貝丞はメイリーンの大きな尻を左手で押さえ、さらに腰を打ち付ける。すると彼女は一層あえいだ。
「おほっ! おほおおおおおっ! 貝丞君のチンチン凄いいっ! 何でもするからもっと犯してえええええぇ!!」
返事の代わりに貝丞は、腰を振る速度を少し速めてやる。
パンパン! パンパンパンパン!
「ああああああああぁ!! イクっ! イッちゃうううううぅ!!」