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メロン・ワールド
官能リレー小説 - ファンタジー系

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メロン・ワールド 66

見上げると、イルジーマが手に石鹸のようなものを持っていた。彼女がそれを自分の胸に擦り付けると、たちまち豊穣過ぎる乳房が泡で覆われる。
ムニュ……シュッシュッ……
イルジーマは、貝丞の足の間に跪くと、迷うことなく左右の乳房で、ペ○スを挟みしごき始めた。貝丞の股間が、またしても名状し難い快感に襲われる。
「ううっ。ど、どうしてそこから洗うんですか……?」
『どうしてって、当然のことではありませんか。わたくし共の汚いオマ○コに散々ぶち込んでいただいたのですから、念入りに洗って当たり前です』
「…………」
――ぶち込んだと言うより、咥え込まれた感じがするんだけどなあ。
そう貝丞は思ったが、口には出せなかった。イルジーマの乳房に愛撫されてペ○スが勃起し、射精しそうになってきたからである。
「うぐ……あの、ちょっと待……」
『ああん……ご主人様……今清潔に……』
ムニュリムニュリ……
イルジーマが手の動きを速める。一対の乳房は、あたかも意志を持った不定形生物のように蠢き回り、貝丞の股間を嬲り続けた。
「ひぎいっ! あがっ……」
そのような刺激に、貝丞がいつまでも耐えられるはずがなかった。程なくしてペ○スの先端から精液が迸り、イルジーマの乳房や顔に飛び散っていく。
ビュッ、ビュルルッ、ビュルッ……
ビチャッ、ビチャ……
「はあ、はあ……あ、あの、俺もう……」
『あら、わたくしとしたことが。加減を知らず申し訳ございません、ご主人様』
全く誠意の感じられない謝罪をしたイルジーマは、ペロリと口の周りに付いた精液を舐め取った。そして一度体を起こし、再び石鹸を胸に擦り付ける。
『今やり直しますね』
「…………」
無限パイズリ地獄の始まりだった。

コトコト、コトコト
数十分後、廊下を1台の車が通行していた。牽いているのは全裸で四つん這いの女性。積まれているのは同じく全裸で瀕死の少年1名である。少年は辛うじて気絶はしていないようだったが、意識が混濁しているらしく、口から意味不明なうわ言が漏れていた。
「りょ、両者の体重差が15キログラム以上のため、ヘビー級規定により4点ポジションでの頭部への膝蹴りは……」
「洋介(ようすけ)、今ならお前の気持ちが分かるよ……」
車の周囲には、9人のメイド服を着た女性がおり、歩みを共にしていた。あるメイドが、一人だけ胸を露出したメイドに話しかける。
「あの、侍女長。ご主人様は……」
「分かっているわ。少しお休みいただきましょう」
胸を露出したメイドは、部下らしいメイドに返事をすると、車を牽く女性に「ご寝室へ」と短い指示を出した。

「寝てたか……」
睡眠から目覚めた貝丞は、おもむろに瞼を開いた。時刻は夜らしくとても暗いが、窓から星明かりが射しており、体を起して周囲を見渡すと、辛うじて部屋の様子が分かる。

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