PiPi's World 投稿小説

メロン・ワールド
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 61
 63
の最後へ

メロン・ワールド 63

ゴソ……
そのまま大きく足を広げ、スカートをめくり上げて粘液の滲む股間を曝け出す。貝丞に上になって欲しいというのだろう。
「ああ……」
ふらふらと誘い込まれるように、貝丞はメイドの上に覆いかぶさっていった。メイドは左手を貝丞の首にかけ、右手でペ○スを再び握って自らの秘所に導こうとする。いよいよかと思った貝丞は、事に及ぶ前にイルジーマに一つの提案をした。
「あの、この人が終わったらちょっと休憩……いや、何でもないです」
イルジーマが乳房を振りかぶるのを見た貝丞は、即座に引き下がった。仕方がない。わずかでも格闘技をかじった人間として、『乳ビンタでノックアウトされました』という実績だけは作るわけにいかないのだ。
――チキチキ麻雀大会より、ハードな勝負になりそうだな、こりゃ。
ペ○スが入口に接し、少しずつ中へと咥え込まれていくのを見ながら、貝丞はそんなことを思った。

…………

「▼n@&Ζ!!」
貝丞の腰にまたがる8人目のメイドが、歓喜の声を上げて失神した。ドサリと後ろに倒れ、そのまま動かなくなる。
――ついに全員終わった。ありがとう俺の体力……
勤めを果たし安堵する貝丞だったが、彼も動けなくなっていた。極度の疲労に加え、手や肩をがっちり押さえられていたからである。
「★oメc…」
仰向けになった貝丞の頭上から、あの栗色の髪のメイドが覆いかぶさっていた。彼女は貝丞の口に自分の乳首を押し込み、半ば強引にしゃぶらせていたのである。
さらに貝丞の両隣りには、別のメイドが一人ずついた。彼女達は顔をベッドに付けた状態で貝丞に尻を突き出しており、それぞれ貝丞の手を握って指を膣内に出し入れさせていた。
クチュクチュ……クチュクチュ……
クチュクチュ……クチュクチュ……
と、そのとき、イルジーマがパンパンと手を打ち鳴らした。
『は〜い。そこまでよ!』
終了の宣言である。それを聞いた3人のメイドは、渋々行為を中断して貝丞から離れた。
『ありがとうございました。ご主人様。お疲れ様です……』
「は、はひ……」
イルジーマはベッドの上に登り、貝丞の上体を抱き起した。
『お立ちになれますか?』
「な、何とか……」
貝丞はイルジーマの肩を借り、ようやくベッドから床へと降り立った。(ちなみに並んで立ってみると、イルジーマは貝丞と同じくらいの身長だった。)
『入浴の支度が整っております。今お車が参りますので、しばらくお待ちください』
「車?」
貝丞は怪訝に思った。風呂に入らせてくれるのは有難いが、車とはどういうことだろうか。銭湯にでも行くのだろうか。
そんなことを思っていると、メイドの一人が服装を正しながら部屋の外へと出て行った。その車とやらを呼びに行ったのだろう。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す