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メロン・ワールド
官能リレー小説 - ファンタジー系

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メロン・ワールド 45

戸惑って立ち尽くす貝丞を見かねてか…と言うより『この後に及んで何故に焦らすんだ』と言いたいような盛大な溜息と共にミュラが貝丞に近付く。
そして寝間着の下を一気にひっぺがし、貝丞を抱え上げた。
「もうっ!…後がつかえてるんだから、さっさとしてねっ!!」
まるで貝丞の体重など無いが如く、ヒョイと抱えるミュラ…丁度、幼子に用を足させるような格好で抱えそのままラグーナに近付けて行く。
うわっと叫ぶ貝丞お構い無しだ。

「本当に世話の焼けるご主人様だね…まあ、そこがいいんだけど…」
男女差以上に体格差があるのか…非力ではない筈の貝丞が暴れようとミュラは苦ともせずビクともしない。
そのまま貝丞の勃起する男根で狙いを付け、ラグーナのジャングルに咲く花芯に狙いを定めて突き刺した。
「はああっ!!…」
女の子のような声を出してしまったのは貝丞だった。
それは…頭の中が真っ白になり、入れていきなり射精してしまう程の衝撃だった。

気持ちいい…それをどう表現したらいいか解らない程の強烈な快感…
無論、貝丞とて自慰の経験は十二分にあるが…そんなものが児戯だと思い知らされる程の快感が股間から全身を電流のように駆け巡る。
ラグーナの腟内は…男根が溶けてしまうかのような熱さ…体格の割に狭い腟は、それが単独の生き物のようにウネウネと蠢き、貝丞の男根に断続的に快感を与える。
何かを突き破ったような感触はあったが…それすら何か考えれない程…この時受けた貝丞の衝撃は凄まじかった。

「ああ…いきなり精を頂けるなんて…やはりご主人様は、私達のご主人様になる運命だったのですわ…」
嬉しそうなラグーナの言葉に貝丞は応えれる状態ではない。
余りの快感に涙まで流し動けずにいる。
ミュラが後ろから(早く代わって欲しい一心で…)貝丞の手を持ち紋様を書かせねばならない始末だった。
「いいなぁ、ラグーナ…ご主人様の精液混じりの紋様なんてさ…」
かなり拗ね気味のミュラだが、紋様はキッチリと書いていく。

ミュラが貝丞の手を使い紋様を書き終わると…ラグーナが紋様に手を置き呟き始める。
「…我は誓う。純潔の血をもって…魂と器、永久に主人に捧げ、生と死を共にする事を…」
ラグーナの言葉に紋様が光を発する。
その瞬間…再び凄まじい快感が貝丞を襲った。
「ハヒィイィッッ!!!……」
絶叫…絶叫と共に貝丞は再び射精…快感に号泣し、ラグーナの胸元に倒れ込む。
だが、今度は号泣しながらも、貝丞の腰は快感を求めてピストンを初めていた。

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