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メロン・ワールド
官能リレー小説 - ファンタジー系

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メロン・ワールド 40

一方ラグーナも負けていなかった。勃起した乳首を貝丞の口腔深くに突っ込みながら、
『ああっ……ああんっ……吸って! 吸ってくださいっ!』
と要求する。少しでも気を紛れさせて股間の快感から逃れようと、貝丞は彼女の指示に従った。
チュ……
だがその瞬間、彼の口の中に甘く生暖かい液体が噴き出して来たのである。
ビュッ! ビュルルッ!
――うわ、何だ!?
驚いた貝丞は、反射的に吐き出そうとした。だが巨大過ぎる淫肉の塊に口を塞がれているせいでそれができず、ほとんど飲み込んでしまう。
「ごぼっ! がふっ!」
『もっと! もっといっぱい吸って搾ってください!』
ラグーナは貝丞の左手を引き、自分の右の乳房に無造作にめり込ませた。貝丞が左の拳に子供一人分ぐらいの重さを感じた瞬間、乳房の先端から液体がほとばしり、肘から先が真っ白に濡れていく。
ブシュ、ブシュ、ブシュ……
――これは一体……?
ミュラは自分達が処女だと言っていたが、本当はラグーナは妊娠しているのではないか。貝丞の脳裏に、そんな考えが浮かんだ。
――だとしたら、奴隷だとか契約だとか、ちょっと胎教に悪いんじゃないか……?
少しばかり感想がおかしいかもしれないが、そこは勘弁していただきたい。いよいよ喉の奥まで出し入れし始めたミュラの過激なフェラチオに、貝丞の意識は半分遠くなりかかっているのである。
ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ!
「ああ……」
ドクッ、ドクッ、ドクッ……
『んんっ……おいひ……』
「…………」
終わってみれば、実にあっけなかった。ミュラの口に精を放つや否や、貝丞は記憶を飛ばし、再び夢の世界に旅だったのである。

・・・・・・・・・

『ご主人様、ご主人様……』
「んん……」
誰かの声が聞こえる。その声に意識を揺り戻され、貝丞はゆっくりと目を開いた。
『ごめんなさい……やり過ぎちゃった……』
「え……?」
気付けばラグーナとミュラが四つんばいになり、左右から心配そうに貝丞の顔を覗き込んでいた。状況を思い出した彼の心に恐怖感が甦る。もう一度彼女達に襲われる前に、何か話題を振らなければ……
「あ、あの……これは……?」
貝丞は咄嗟に自分の左腕を指差して見せた。そこにはラグーナの乳首から出た分泌物が、べったりと付着している。
『ああ……これですか?』
ラグーナは膝立ちになり、自分の乳房の先端を軽くつまんで見せた。そこから白い液体がピュルッと飛び出し、貝丞の顔に降り注ぐ。
『実は……あたし達って特別な体質で、処女なのに興奮するとオッパイが出ちゃうんです。いきなりでびっくりしたかも知れませんけど……』
「そ、そうですか……」
どうやら妊娠しているわけではないらしい。続いてミュラが話し始めた。

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