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メロン・ワールド
官能リレー小説 - ファンタジー系

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メロン・ワールド 38

何か言おうとした貝丞を無視し、二人は無造作にワンピースを脱ぎ捨てた。ラグーナもミュラもワンピースの下は全裸である。押さえるものを失った二人の乳房が勢いよく飛び出し、バルンバルンと何度かバウンドした。
「ひ……」
貝丞は、目の前の光景に圧倒された。まずミュラの褐色の肉体である。彼女の体型は試合で見て知っていたはずだが、今の状況で見るとまるで印象が違った。くびれた腰に豊かなヒップ、そして特大のスイカが二つ生っているかのような乳房。どれもが彼の思考を麻痺させ、判断力を減殺するのに十分な魅力を持っていた。
一方ラグーナの白い裸身も、貝丞を惑すことにおいてミュラに勝るとも劣っていなかった。彼女は全体的にミュラよりやや太めであったが、無駄な肉が付いているというわけでは全くない。さらにその乳房は妹のそれよりはるかに豊満で、巨大カボチャが二つ突き出しているかのようである。下手をすれば、貝丞の胴体さえ挟み込めるかもしれない。
そして二人とも、両方の乳首に金色のピアスを付けていた。乳頭を貫くリングに楕円形の飾りが付いたピアスは妖しい輝きを放ち、乳房の卑猥さに彩りを添えている。
何故そんなものを付けているのか、貝丞としては気にならないでもなかったが、二人の趣味だろうと思い深くは考えなかった。
『どうですかご主人様、あたし達の体は……?』
『もっと見て。見られれば見られるほど、ボク達興奮するから……』
「…………」
言われるまでもなく貝丞は、息をすることも忘れて二人の体を交互に見やっていた。ミュラの言葉通り、彼女達の股間からは粘液が滝のように流れ出して内股を伝っている。ピアスに貫かれた四つの乳首は固そうに勃起し、ミチミチという音が聞こえて来そうなほどだった。
それにしても、二人共圧倒的なまでの乳肉…このサイズでは形を保つ事だけでなく生活すら大変だと思うに、二人共にそんな事すら感じさせない。
乳肉は重力でもないかのようにリズミカルに跳ねるし、二人の足取りも軽やかだった…ミュラに至ってはあの格闘能力な訳だから、驚いた事に影響はさほどないようだ。
実際、ミュラの女性とは思えぬ程逞しい割れた腹筋や盛り上がる背筋、恐らく胸筋も相当強いようだから難なく支えてるのかもしれない。

闘って解った事は、身体能力…特に筋力はミュラは並の男以上(勿論貝丞は全く敵わないが…)あるのは確実で、ミュラと違い女性らしい体格のラグーナも同程度の筋力があり、この圧倒的な乳肉を支えているのは想像に難くない。
正直二人がかりで襲われたら貝丞には為す術がない…それを想像して少し背中が寒くなる。
それにそもそも貝丞、今までの人生の中で女性と性行為した事がある訳ではなく…当然、こうやって裸の女性に迫られる経験もある訳ない。

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