肌を重ね合わせるうちに沸き立つ興奮や、腹部に感じる熱をマユラは性欲ではなく母性と考え、優しく髪を撫でては汗をふき取るが…もはやアリューの理性は風前の灯火だった。

「ああ、嘆かわしい…このような大事な部分も腫れてしまって…私でしたら守り抜けたのに」

「あっ、や、止めっ…そこはっ…」

「勇者様…すみません、でも、こんなに腫れていては、絞って膿を出さないと…」


無邪気な…むしろ無知なマユラはそう呟いてアリューのチンポを握りしめる。　
もはや限界だ、そう思いアリューは無理やりマユラを石棺にもたれさせるように押し倒した。　

「うおおおおおっ！」

「ゆ、アリュー様っ！どうしたのですか？いきなりそんなっ」

慌てるマユラだがアリューはお構いなしにいやらしい乳房を揉みしだき始め、無理やり唇を重ね、不慣れながらも舌を絡め始めた。　

少し離れた場所でそれを眺めていたレイナにも音が聞こえ、まるでレイプのように見える体位のまま、ジュルジュルピチャピチャという音が
辺りに響き始めていく。　

「うっわぁ…アレ、抜かずの10連発くらいされちゃうんじゃないかしら…」

ごくり、とアリューの性欲に生唾を飲みながらレイナは呟いた。　

その身体はもちろん疼いているが、あの聖女が可愛がられて自分のようにオンナにされてしまうのを見るのはとてつもなくたまらない。

いずれアリューの後ろの初めてをいただきながらサンドイッチファックを…止めどなくあふれる唾液を口端から垂らし、いやらしい笑顔を浮かべるレイナの傍らではマユラが激しく犯されそうになっていた。

必死に身体を押し返し、唇から口を離させるも、口端から唾液を垂らし喘ぐ姿はいやらしいものとしか認識できないくらいに…マユラはオンナの表情を浮かべていた。

「おやめください勇者様…こんなっ…こんな事は…ああ、あの女に教えられてしまったのですね？」

「悪いのはマユラさんですよっ、それにレイナさんを悪く言わないでくださいっ！こんな事されたら誰だって勘違いしちゃいますよっ！」

レイナのそれよりも大きくたわわな乳房にむしゃぶりつきながらアリューは声をあげコリコリと乳首を甘く噛んでなめしゃぶるのを繰り返し、強くちゅうちゅうと吸い上げていく。

「あぁっ、神よっ…お助けをっ…あぁっ♪」

次第に甘い声をあげて喘ぎ始めるマユラに対して、アリューはいつもレイナに抱かれているときとは違った感覚を覚えていることに気づいた。　


（この人を屈させたい、自分に対して夢中にさせてみたいっ…レイナさんとは違う、メス奴隷としてっ！）

可愛らしい勇者の、その中にあるオスとしての本能が顔を覗かせ、無垢な聖職者を支配したい衝動にかられていく。

「ほら、足開いてよ？マユラさんっっ!!」

ガバッと足を開かせＭ字開脚のように開かせては、まだ誰も貫通していない処女マンコにむしゃぶりつき、乱暴ながらも音を立ててなめ回していくアリュー、もちろんマユラも感じいっているわけではない。　

「あぁっ、だ、誰か…助け、あぁっ♪んあぁっ!!」

最初は恐怖から悲鳴を上げ暴れるマユラだったが、次第に肉体は赤く染まり、息も荒くなっていき、そのまままるで暴れているように見えるが、次第に腰を突きだして、脳に響く甘い、初めて女として味わう甘い快楽を求め始めていた。

「あぁっ、勇者様っ…そんな所を舐めてはっ…んあぁっ…正気に戻ってぇっ！…」

遠慮なくクリトリスから尿道に至るまでを舐めまわし、アナルにキスをする相手に悲鳴を上げるうち、あまりの快楽に力が入らなくなり、くたりとマユラの腕はがくりと落ちた。　

「はぁっ…はぁっ…じゃあ、そろそろ挿れるよっ？」


「あぁっ…嫌ぁ…やめてぇっ…」

言葉を遮るように荒々しくアリューの肉棒が処女のそれにぐちゅりとねじ込まれていく。

「ひぎぃっ!!いぃっ…痛いっ！痛いぃっ!?!!」

マユラは破瓜の痛みに悲鳴を上げるがアリューは構わず腰を沈め、ピストンを始めた。