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魔剣と聖剣と妖刀
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔剣と聖剣と妖刀 12

ザネルはゆっくりと剣の前に吸い寄せられた。
その次の瞬間、剣の柄頭が大きく膨れ上がりザネルを頭から吸引した。
「むぐうううっ!」
頭からじわじわと飲み込まれていくザネルは反射的に両足をばたつかせた…。
「あが…あがが…」
風船のように大きく膨張した柄頭の先端の中に、頭を包まれたザネルの苦悶の表情が透けて見えている。
そこに紫色の生暖かい液体が注ぎ込まれる。ザネルの顔はみるみるうちに紫の中に沈んでいく。
筋肉質な太い足が空中で荒れ狂う嵐のようにくねる。
それだけではない、彼の屹立も凄まじい勢いで振り回されて我慢汁をそこらじゅうに飛び散らせた。
ザネルは絶頂寸前だった。しかし、子種が放たれるより先に柄頭は更に膨張しザネルの体を包む。
紫色の液体の中に浮かんだザネルは包まれた時の刺激で絶頂してしまったらしい、彼の体の周りに白い塊がいくつか漂っていた。
その塊が鈍い光を放つ。剣の柄の内部に充満した紫の液体に反応しているのだ。
この魔剣は取り込んだ者の子種を分析して、中に取り込まれた者の存在を関知する。内部で射精するということはハエトリグサの上で感覚毛に触れたのと同じだった。
ザネルは魔剣の柄の奥へと吸い込まれていく。
魔剣には4つの宝石がはめられている。そのうち3つに先客が居た。
彼等も魔剣の魔力に誘引され、取り込まれた者だった。取り込まれる前は有名な剣士だったらしく筋肉隆々だ。
それぞれ宝石の中で全裸で手足を広げて固定されている。ザネルのようにギンギンにそそり立たせながら…。
ザネルはそれらの前を通過して無人の宝石の中に沈み込んでいく。

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