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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 91

「お姉ちゃんを…暗殺!」
「あぁ、そうさ。ティナは俺達にとって、邪魔な存在だからな。この町のどこかにいることは分かっていた。だけど細かい場所までは分からなかった。だが!」
ブラウニーはセリスを指差して話を続ける。
「そんな時に、お前がルカジマに帰ってきた。そこで頭の良い俺様は考えた。妹であるお前なら絶対にソフィーは面会させる。だからお前を見張れば必ずティナの居場所が分かる。しかし…」
ブラウニーはティナの病室のドアの前に座り込んだ。
「病院に入ったことは分かった。しかし病室はどこか分からない。そこで頭の良い俺様は、また考えた。セリスの仲間に変身し潜入するべきだと。そこで選んだのが大和とかいう小僧だ。俺は変身して病院に入った。するとお前達がストリップをしていたので、助けここまで案内させた。と、言うわけだ。分かったか?」ブラウニーが1人で笑っている。
「つまり私達は利用された、と言うわけね」
シホが言った。
「そういう事だ。さてと…」
ブラウニーが立ち上がった。
「ティナを殺す前に…お前達を殺す。」ブラウニーが身構えた。
セリス達もとっさに身構える。
「お姉ちゃんを…死なせたりしない!」「ティナは大事な親友です。絶対に死なせませんよ。」
それを聞きブラウニーがまた笑う
「ふはははは!お前達が勝てると思っていたのか?」
と、ブラウニーが笑いながら手のひらを2人に向けた。
すると突然ブラウニーの手から、数個の石つぶてが現れた。「はぁ!!」
ブラウニーが叫ぶのと同時に石つぶてがセリス達に襲いかかってきた。
とっさに氷を召還し石つぶてに当てるセリス。
すると氷と石つぶては互いにぶつかり合った瞬間、粉々に吹き飛んだ。
だがそれを見ても余裕綽々のブラウニーであった。
「少しはやるな。だが…」
と、今度は両手を前に出し、呪文を唱え始めた。
先程とは比べ物にならないほどの集中力である。
セリスも魔法を唱え始める。
すると彼女の周囲を囲むように炎が集まり始めた。
セリスがブラウニーを睨みつける。
一方のブラウニーも巨大な岩を召還し、セリスを睨みつける。
互いに一歩も譲らない魔力のぶつかり合いであった。
そして……
「たぁ!」「死ねぇ!」
2人が叫ぶのと同時に魔法が発射された。
セリスの周りを囲んでいた炎が、一斉に集まり、ブラウニーに襲いかかる。
ブラウニーの召還した巨大な岩がセリス目掛けて襲いかかる。
そして2つがぶつかり合った。

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