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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 77

だか大和は虫の知らせ的なのを感じてかすみに「明日までに謎の部隊の正体を調べられる?」      「造作もないことだ」
軍議が終わり、全員が持ち場へと散ってゆく。かすみもすぐに消えた。
大和のところにソフィーと、ローブ姿の男が1人やってきた。
「お前たちも案内なしではこの広い校内では迷うじゃろう。私の秘書の1人を案内につけようと思う。」
大和が彼を見ると、その青年はローブから顔を出し、温厚そうな笑みを浮かべて挨拶した。
「君が大和君だね。リスペクト魔法学校職員で君たちの案内役を務める、マルティールという。よろしく頼むよ。」
「はい。よろしくお願いします。」
そしてレイとジェンも挨拶した。
「ではこちらへ。」
そして彼らはマルティールを先頭にしばらく歩くことになった。しばらくすると、一度階段を1階だけ上り、そしてすぐ近くにある部屋をノックした。
「はいはい。」
「こちらは君たちの部屋の寮母さんだ。」
寮母と言うのはエレンという名前のやさしそうなおばちゃんだった。

「ふう。」
今大和は、彼に宛がわれてた私室にいた。6畳ほどの広さの部屋で、本来は職員用の寮らしい。
ベッドなど一通り必要な者はそろっていた。
あれからこの職員寮兼宿舎の寮母さんに引き合わされ、食堂とトイレ、風呂などを案内された。
寮は階ごとに男女別だとかで、レイとジェンにも同じ広さの部屋を1つずつ、この上の階に用意したらしい。エレンの案内で彼女たちは上の階へといった。
マルティールも大和のいるこの階の部屋の一つに住んでいるとのことで、そこも案内された。
「大和様、失礼します。」
大和が1人でいるこの部屋で、ガルドが人の姿を取った。
「ああ、ガルド・・・・。明日の一騎打ち、僕は生き残れるかな?それに・・・ティナさん、ぶじに眼を覚ますかな・・・。」
「大和様。ティナさんのことは分かりませんが、明日の一騎打ちは勝つことが目的ではありません。ギルダーを誘い出すことですよ。気楽にいきましょう。私も剣の姿で援護しますし…」
「うん…だけど…」「……少し城内を散歩されて、リラックスされてはいかがですか?」
ガルドが勧める。
「そうだね。ちょっと散歩してくるよ。」
「承知しました。では私はここで帰りをお待ちしています」ガルドは部屋に残り大和は1人で城内を散歩することになった。

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