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気弱な少年とセクシーな仲間達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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気弱な少年とセクシーな仲間達 7

「気をつけろ!奴は炎を操ることが出来る」エミリアが叫びリュウに立ち向かう。リュウも剣を抜き応戦する。「ち、いでよ炎の戦士」リュウが叫ぶと炎で作られた魔物が二匹現れてレイと大和に襲いかかった。炎の戦士は体だけではなく剣や鎧まで炎で出来ていて一筋縄ではいかない相手だった。レイはともかくまだ実戦経験が少ない大和にとっては荷が重い敵だ。「王、無理をなさらないでください。ここは私が」レイが大和に声をかけるがレイも炎の戦士に苦戦しており大和を助けにいけなかった。一方エミリアとリュウの戦いも激しかった。
「腕を上げたな、リュウ」「当たり前だ。てめぇに負けたせいで俺は魔王軍をやめさせられたんだ。俺にはもうなにも残ってないんだよ」「だから山賊を?私は先日お前の噂を聞いた時は驚いたぞ。プライドが無いのか」「黙れ!俺はあの日からお前に勝ちそのでかい胸にしゃぶりついてよがらせるのが目標だったんだよおとなしくひざまずいて俺のペ〇スをしゃぶれ。エミリア」リュウは少し下がり炎を連射した。軽くかわし切り裂くエミリアだがよけた玉が偶然炎の戦士と戦う大和に当たった。「うわっ!」たまらずのけぞる大和に炎の戦士が剣を振りおろす。
「しまった!」「王!」叫ぶエミリアとレイ。大和は振りおろされる剣ただ呆然と見ていた。こんなところで自分は死ぬのか?もともと自殺したんだから後悔はなかったが実際目の前の剣を見ると恐怖が生まれる。怖い 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い死にたくない。そう思ったその時だった。なにかが覚醒した。周りが急に遅く見え振りおろされる剣も緩慢に見えた。とっさに剣を構え戦士の胴を斬り裂く。そしてそのまま大和はリュウに突進して驚き剣を構えるリュウの腕を斬り裂き次の瞬間彼の首をはねていた。
レイは大和が斬られる瞬間思わず目をつぶったが聞こえたのはリュウの叫び声だった。目を開くと驚くエミリア 首がないリュウ そして肩で息をする大和が見えた。「王?」声をかけるが大和は倒れて動かなくなった。慌ててレイがかけより大和を抱きかかえる。大和は顔を真っ赤にしてうなされていた。エミリアも最初驚いたが顔を覗くと急に落ち着いて「心配するな。無理をしてオーバーヒートしたんだろう」と言ってレイを落ち着かせた。「とにかくここを出よう。お前はその坊やを宿に、私はターニャを連れていく」と言い倒れていたターニャを抱えると出口に向かった。
エミリアは町に戻る途中ずっと大和の事を考えていた。(あの少年の動き、この私でも完全に見えなかった。一体何者なんだ?)宿につき大和とターニャをベッドに寝かせるとエミリアはレイに聞いた。「彼は何者なんだ?知っていることを話せ」「あぁ。彼はアルフレドに伝わる伝説の王なんだ。その証拠に胸に伝説のあざがある」驚くエミリアは大和の胸を見ると確かにあざがある。「なるほど。しかし彼が伝説の王という確証はない」「だから私たちはフリードに向かっていたのだ」「フリード 伝説の剣がある町だな。そこで証明しようというのか。わかった。また会うかもな」そう言うとエミリアはマントをひるがえし出ていった

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